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アルドノア・ゼロ episode19 楽園の瑕(きず) —Here to There— [アルドノア・ゼロ]

アルドノア・ゼロ episode19 楽園の瑕(きず) —Here to There—
うおおおおおおおおおおおvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv!

(と、視聴直後ゆえの意味不明な叫びはさておき、以下ネタバレ感想)
ああ、すごい。
今週も、なんてまあ見どころ満載すぎて、土器がムネムネとかアホなこと言いそうです。
(いや、既に言ってますね・・・・うん)


しかし、本当にこれすごいなあって毎週脚本に感心しまくりなんですが、
2期に入ってからは、もう毎回毎回、1話の詰めっぷりがすごすぎて、本当に鼓動が止まりません。

前回、いよいよ「もう、戻れそうにないところまで踏み込んで」なスレインは、本気で、「茨道ロード大爆走中」ですし(いや~~~~~~アセイラム姫様が意識取り戻そうが、取り戻すまいが、結局は『スレイン』が『権力掌握』する以外に、あの弱い(・・・だって、もともとはあの姫様が地球に行きたいって言い始めたのが発端で起きた、『アセイラム姫暗殺未遂事件』から全部ことは始まってるわけで。しかも、王家に対して、火星の騎士の連中だって本当は一枚岩ではないのは1期から分かってたことで。スレインは、『誰を信じていいのか分からない=もう誰も信じられない』状況の中で、自分が権力を掌握することでしか、姫様を守れないということを、嫌ってほど1期の時に味あわされたわけで・・・・)

姫様を守るためには、結局、どんなに「その姫様に嫌われ、さげすまれ、憎まれる」ことがあろうとも、アセイラム姫の妹のレムリナ姫をたらしこんででも、自分の父が助けた(ある意味自分の恩人でもあった)ザーツバルム伯を暗殺してでも、地球人でありながら、火星の騎士達の力を掌握して地球侵略を成功させるしか、スレインには方法がないんですよね。

力がなければ、姫様は守れない。でも、その力を得ることを絶対に、アセイラム姫は望んでいない。分かっていても引き返せない。

アセイラム姫が目を覚ました時、泣き崩れるスレインと重ねて「地球へ侵攻する火星騎士達と犠牲になる地球の人々」が映し出されている効果が素晴らしく効果的。

実際、イナホ君が言うところの「もう、(地球で新しい王国を宣言したアセイラム姫が)本物かどうかどうでもいい。彼女が誰であろうと、誰も彼女の声は聞かないだろうから」っていうところまで事態は進行してるわけで、生死の境からやっと戻ってきたばかりのアセイラム姫に何ができるわけもなく(・・・しかも、アセイラム姫が、ここまで重傷を負ったのは、スレインが1期のラストで、つい情に流されてザーツバルム伯爵を助けてしまったせいなのだから、そりゃもう、『二度目は無い』『力でねじ伏せるしかない』と、スレインが思っても仕方ないわけで)


でもって、このスレインがとっても「腹をくくったら、いろいろと頭はいいわ、賢いわ」で、火星の皆さんが今まではそれぞれ過信していた「力」をもっと連携させて、地球が現在唯一持っている「アルドノアドライブで動く艦船」へ攻撃をさせてくるとか(それが以下次号・・・ならぬ、以下来週!がまた凄い。イナホ君が、『あいつが』と、この攻撃の裏にスレインがいると感知しているのも凄い)

いや~~もう。毎週、どこまで詰めて詰めて、こうときめかせてくれるのかと!!!!

ハークライトさんなんて、ついには「騎士」の称号やら爵位やらももらえることになって、「スレイン様!!」へは帰依みたいになってるし(んで、毎週、それこそ『ああ、スレイン様!』と勝手に土器がムネムネなことに(笑))
しっかしまあ、その分、最後に『スレイン様』には『夢も野望』も、ま~~ったくなくて、実は姫を守る以外何もなかった』と思い知らされた時どーなんでしょうね?
『スレイン様・・また夢(=野望)に向かって、一歩近づきましたね』
『ハークライトさん・・・僕に夢なんてありませんよ』
と散々やっていた会話が、ほんと~~~に、言葉通りだったと。
『スレイン様には、夢も野望もなかった!? 私は・・・私がスレイン様に見ていた夢は! 幻だったとでもいうのかあああ!!!』などと、どう逆ギレ起こすかが、今からこれまた楽しみというか、もうもうもう、どうなるか気になってたまりませんが!

マグバレッジ艦長は、「さらっと自然に」地球連合の「耄碌じーさん共相手の会議に、鞠戸大尉を護衛(とかいって、副官置いてけぼり)」にするし?(笑)
それを見ている子供達が「ね~~~、置いてけぼり?え?鞠戸大尉と同伴???」と容赦ないし(笑)

ユキ姉は・・・・・・・・・・・・・・・こらこら、イナホ君にまで「言葉が下品だよ」とたしなめられるって・・・・
(スレインのことをして「私の可愛い弟を撃ったクソ野郎とか言うのは、うん・・・確かに・・・戦いのさなかのことなんだからして、敵とはいってもその表現はさ・・・・・・・。あ、いや、鞠戸大尉を艦長が『同伴出勤(笑)に連れ出したから、機嫌悪かったのか?)
基本、あのお姉さまは・・・軍人向きじゃないなあと思うワンシーンでしたわ。

マグバレッジ艦長が、鞠戸大尉相手に『(地球連合首脳が)火星を舐めすぎてる』って危惧しているあの軍人としての勘の良さに比べて(んで、多分そういう話する相手には副官ちゃんは可愛いけどきっと物足りないんだろうなあ・・・あの艦長。頭の切れの良さでイナホ君はもちろん気に入ってるけど、本当は切れ者な鞠戸大尉ともこういうところで阿吽で話ができるのがまたいいんだろうなあ。つか、艦長~~~狙ってますねv兄の親友の鞠戸大尉は、もうあなたの所有物なつもりですねvいいです。そのまま、是非、とっとと最後は子沢山な幸せ家庭作ってください!・・・・鞠戸大尉、途中で死んだら怒りますよ・・・・・艦長さんのお兄さんの分まで、あなたには、多分艦長さんを幸せにしなきゃいけない義務があるんですからvvvvv←妄想)


あと、スレインがアセイラム姫に花束を渡そうとして、「貝塚伊那帆?」の名前と、姫の「あの方と、鳥を見ました」という姫の「あの方」の単語だけで、花束置いてUターンして姿消してしまうあたりも、ほんのワンシーンなんですけど、姫が好きだからこそ、大事だからこそ、本当は側にいたかったとずっと願っていたからこそ欲した『力』が、今は、自分がその『姫と会う資格がない』と思い知らされ、打ちのめされるのを良く示していて、良かった!(イナホ君のこと撃ったりしたのも、姫が知ったらそりゃ、悲しむし、嫌われるだろうと思ってるだろうからねえ・・・)

さあ、来週は、デュカリオン号&鞠戸大尉とマグバレッジ艦長とイナホ君v.s.火星騎士団の連携とのぶつかり合い。

今までの火星の連中みたく「自分たちの方が圧倒的に優勢だから」って油断してきている連中じゃないのを相手にどうするか?

そして、茨道爆走のスレインの次回の茨道はどこまでか!!!!!

・・・これ、3月いっぱいで終わったら、なんか茫然自失でしばらく、なんかぼえ~~っとなってたらどうしようとさえ心配な今日この頃。

いや、ともあれラストまで走ってください!!!! スタッフの皆様、期待しております!

ちなみに、「楽園の瑕(きず)」っていうタイトルも絶妙です。
楽園=多分、地球とかアセイラム姫がいるところ。でも「そこにある小さな瑕疵、ひびのような欠落・・・という意味での「瑕」

—Here to There—

・・・・・・・・ここから彼方への思いとでもいいましょうか・・・・スレインにとっては、もう戻れない「姫様との日々=楽園のような夢のような時」は、本当に遠くなってしまっているんだろうなあと。

同時に、「楽園」のように美しくアセイラム姫が養生できるようにしてある庭は綺麗でも、そこには瑕疵が潜んでいるのだよという。

こりまくりなタイトルも魅力です。(ザーツバルム伯爵お亡くなりの回の『旋転する罠』もすごかったですけど、ほんと、毎回のタイトルも魅力ですv


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