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やっぱり納得いかないエンド [史上最強の弟子ケンイチ]

・・・・・・・・・・まとめ方としては、別にいいんですが、でもなんで?って気持ちが抜けません。

以下は、主にサンデー編集部への愚痴になりますので、現在のサンデー愛読者はお読みにならないことをお勧めします。

最強の弟子ケンイチ、という作品は「ラスト」は、やっぱり「ついに美羽さんを超えた」というような、ケンイチ自身が本当の意味で「話の終着点」として「弟子」としての修業をある意味「終えた」と言えるところまで描いて、初めてラストなのでは?と思うのですが、なんで、唐突に「久遠の落日」なる良く分からない風呂敷が出てきたままに終わったのやら?????

話として、全然納得いきません。美羽さんとどうなるかについても、普通は、二人が「あーなってこうなってそして」ぐらいのエピソードは入れてからエンドじゃないですかねえ?

なんで、唐突に? 打ち切り? もう、全然納得できません。

納得いかないという点では、アラタカンガタリがいつまでも「今週のアラタカンガタリは休載します」のまま放置されっぱなしで何か月もというのも、読者に対して不誠実としか思えません。

その意味では、高校生編がスタートした「絶対可憐チルドレン」も、新キャラ「松風」君が何で必要だったのかが、初登場から3話読んでも伝わってこないのはかなり致命的。

どーも、どれもこれもサンデー編集部が、何か作家にあーだこーだと介入したり、打ち切ったり、あれこれした結果じゃないか邪推してしまいます。
というのも、過去のサンデー連載が「あだち充」「高橋留美子」、今は「コナン」と「ハヤテ」と「マギ」かなあ、これらは、何があろうと「永遠に描いててください」な揉み手体制。
一方、それ以外については、人気の有無と関係なく、あるいは作者の意図と関係なく、妙なてこ入れを編集部にされた(としか思えないぎこちない展開の結果による人気失速)などの末に、あるいは、人気があっても、何の気まぐれか、あっさり打ち切りされた作品がとにもかくにも多すぎるので。
(國崎出雲の事情もなんで、唐突にエンドになったのか、未だ分かりませんし、月光条例だって、もうちょっとラストまで回数あっても良かったように思えますし・・・コミックスで補完っていうのがどうもなんとも)

そんな中、今、一番心配なのは、高校生編が始まった「絶対可憐チルドレン」

・・・兼ちゃんの二の舞で、「盛り上がった?」と思った途端に打ち切られるか、妙な編集部のてこ入れで話が変になって挙句に失速しないか。

サンデーと比べると、やっぱりジャンプは常に新しいものを入れ続ける(その変わり、基本人気がなくなったら、即打ち切り。・・・ハンター×ハンターとかの謎の例外は別としても)その結果、やっぱり雑誌としての力とか魅力は高いなあと思わざるを得ません。

暗殺教室なんて、よくまあ、あれだけ上手く生き延びて!と(・・・確かあれは当初は、連載じゃなかったはず)

サンデー編集部は昔からよく分かりませんが、今回の兼ちゃんの唐突すぎる最終回と、その後の「新企画」とかいって、いきなり読みきり三つも描かせる趣旨がまるで分かりません。気まぐれで、松江名先生を振り回さないで欲しいし、そもそも作家というものをもっと大事にして欲しいとため息ばかりです。

(別にジャンプが作家を大事にしてるとは言いませんし思いませんが、少なくとも人気があれば大事にするというポリシーが貫かれてるだけ、作家にとっては意味不明な打ち切りの憂き目は少ないように思える分、まだましに思えてしまいます)

やりきれないですね(作家さん達はもっとでしょうが)

アオイホノオのモユル君じゃないですが・・・・頑張れ漫画家・・・・・・!
(ちなみに燃えよペンとか読むと、漫画家v.s.編集において、編集にいいようにされると落ち武者同然のつまらないものしか描けないというくだりは、絶妙だと思います。ほんと・・・頑張れ、クリエイター!頑張れ漫画家!というか、ひどいよ編集部!!!!!!!!!漫画家は消耗品じゃないんですよ? 使い捨てしても次があるなんてあぐらかいてるから、面白い作品が出ないんじゃないんですか。売れない理由は、どう考えても出版社側の「社員体質」でしょう。バカああああああ!)
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ビアス

どうも、こんばんわ。
ビアスです。
夜遅くにすいません。

ケンイチの唐突な最終回に関して、正直言って私も管理人さんと同意見ですね……
きれいに最終回を迎えそうなクレイモアを先に読んだ後でしたから、余計にケンイチの唐突な最終回が納得いかないというか。

色々な伏線が丸投げされてしまったこともですが、結局タイトルの『史上最強の弟子』が達成されてませんからね(されたかもしれませんけど、私には、そうは見えませんでした)
美羽との行く末も丸投げですし。

断罪刃のぽっと出感の凄さも圧巻で、やはり終盤は管理人さんの言うように編集の手が入っていたかもしれませんね。
それも相当に。

誰が見ても不自然な打ち切りエンドでしたから、ネット上でも批判が凄いことに……好きな漫画でしたので、こんな終わり方になってしまったのは非常に残念です。
第二部がないかな、とか、密かに期待していますが、無理でしょうし。

では、この辺で失礼します!
by ビアス (2014-09-25 02:50) 

Echidna

ビアス様
コメントありがとうございます。
そうですよね、納得いかないですよね?
なんで最終回?って思いますよね?
クレイモアのあの見事なまでのストーリー展開と比べて、「は?最強の弟子ケンイチのタイトルは???????最後は、そのタイトルの通りに最強の弟子になるんじゃなかったの?その上で美羽さんとも・・・って普通そうじゃない??」って思いますよね・・・。

何でサンデー編集部って、毎回こういうことするんだろうって悲しくなります。
ケンイチは安定して人気漫画でしたから、ある意味、こんな打ち切りがあろうとは夢にも思ってなかった分、本当に残念です。

個人的には、ケンイチの「弟子時代」を飾るラストは、きっと同じく「弟子」の立場であり、かつ、ライバルでありうることのできる夏君か、龍斗君でなきゃ!とか思ってました。特に、ラグナレク編からずっと、というか、話の原点でもある「美羽との出会いと幼少期からの確執」の点で、龍斗君こそが、やっぱりケンイチという「弱かった子」が「強くなった」というエンドを飾るにふさわしい相手だろうとかいろいろ夢見ておりました。

作者である松江名先生自身が一番無念だろうと思うので、余計に悲しくなります。

本当に残念でした。

そして、やっぱり叫ばせてください。

サンデー編集部の馬鹿あああああああああ!(号泣)
by Echidna (2014-09-25 22:04) 

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