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やっぱり、いいアニメだと思うんですよねえ・・・(なんで放映時評価低かったのだろう??) [アニメ 伝説の勇者の伝説]

伝説的に『最低評価を喰らいまくった』とかいう評判の『アニメ 伝説の勇者の伝説』

・・・・うーん、アニメだけでも十分面白かったんだけどなあ??
と、Gyaoで配信してるの見て思ったり。

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00871/v00014/v0000000000000000038/

とにかく『動きが素晴らしい!』のと『デザイン性』がいいのと、音楽とのマッチングとか、声優さん達の熱演とか。

なんで評判悪かったのかなあ????
(一説によりますと、『第1話』が、いきなり入り難い(分かり難い?)内容で、『第2話』まで見てやっとアニメから入る人間には設定が分かるようになっていたのが敗因の一つとか、あとは、途中まで楽しく見ていた人も、ラストに怒涛のように設定の嵐が襲い掛かってきて『これは、小説を全部買えという壮大な宣伝アニメだったのか!!』と怒り狂った人多数だったとか??)

逆に、小説ファンの方からは『あのシーンがない! これがカットされてる! ここ違う!!!』とツッコミされまくりだったとか。

うーん・・・・でも、単純に言えば、『戦争を失くしたいという思いは同じなのに、否応なく、運命に振り回されて思うように行かない』という普遍的かつオーソドックスな話だと思うんで、『細かい設定が分かり難い』としても楽しめると思うんですよ。


『運命に翻弄されつつ、運命に抗おうとする者達の物語』だったかな? 確か、この番組のキャッチコピー。

せっかくGyaoで配信してるので、『アニメ』の伝説の勇者の伝説、好きになってくれる人が一人でも増えたらいいなあなんて思ったりしたのでした


小説のための宣伝アニメでは決してないと思います。
まあ、確かに公式HPの設定集見ないと分かり難いっていう意味では、難しいのかな。

グレンラガンなんかは説明抜きで楽しめましたから、それとの比較とか。
アニメの屍鬼も原作全然知らなくても楽しめましたし・・・・
そうですねえ・・・手放しで褒められるとはいいにくいかもですけど・・・・

でも! それでも! 魅力的なアニメだと思うのですよ。はい。アニメ単体としても十分に。

あと、余談(笑)

個人的には、アニメの最終回の冒頭にしか出てこないこの二人が大好きです(笑)

主人公ライナとライナの親友シオンの前世的な「寂しがりの悪魔と黒い勇者」

宿命的にお互いのことが大事なのに『世界のため』に『勇者は悪魔を犠牲にしなければならない関係性』というのが、やたらにツボでしたvvvvvvv

ええ、放映終了時にこんな本作っちゃったぐらい、今も好きですわv

yusha_akuma.JPG
sion_rina.JPG


(二人の中に四人の人格って段階だけで、デビデビ好きな私にはツボったともいえなくもないですがv)

あと、シムーンと同じく『戦争はなくしたい。なのに、争う世界をなくすために犠牲は不可欠になってしまう』というある意味、『当たり前』と言えば当たり前のことに対して『何か、なんとかならないか?』と必死になるとことか、『本当は、誰だって争いなんてない世界の方がいいのに』という強烈なメッセージ性とか。


丁度、目を転じれば現実世界は、そりゃあ痛ましい争いばっかりです。
世界の歴史は戦争の歴史と言っても過言じゃないでしょう。

誰かを犠牲にして今の自分があると言えばその通りではありますけど。

でも、それでも!!!!

『理想』って不可能かもしれないけど、不可能に限りなく近いと思いながらも『それでも!』という『強い願い』かなと思うので、このアニメは本当にそういうメッセージの強いアニメだったなあと思うのでした。

うん。

大切な人を犠牲にしたら世界は助かると言われた時、あなたは、その大切な人を人身御供に出来ますか?というか、『そうした崇高な犠牲(?)』を尊ぶのがいいのか悪いのか?とか、『結果的に更に犠牲者を出したとしても、それでも、大切な存在を犠牲にしたくない』との思いは、指導者としては駄目なのか??とか。

安易に『世界のためなら、犠牲やむなし!』という発想は、ほんっとに嫌いなので(だって、なんか違うと思うんですよ。極論すれば、誰かを犠牲にしなければ助からない世界なら、皆平等に助からない覚悟で、誰かに頼るんじゃなく、皆で頑張るべきなんじゃ?? とか思ったりするもので。


あ、単に私のツボで好みなだけですねvvvvvvv

うん。

『全滅』をして『玉砕』とか言い方で美化して誤魔化した旧日本軍の言葉遊びが嫌いなのですよ。

美しい犠牲なんてないと思うっていう考えの方が好き。

尊い犠牲っていうのも、なんか、どうかなと思うし(自分がその犠牲の対象に選ばれたら敵わないですよ・・・・)


犠牲は犠牲。必然だろうが、不可避だろうが、犠牲にされた者の苦しみを都合よく『美化』する世界だけは、イヤ。

うん、このアニメでは、その点、王であるシオンが、親友のライナを犠牲にするという選択をしなければならないのに、できない余りにどんどんと追い詰められていく描写が凄く好きです。

あっさりと『犠牲OK!』だったら、多分ここまで惹かれなかったと思うなあ。

ちなみにシオンの前世的な黒い勇者は『世界を救うために戦い続けて壊れてしまっていた』から、無邪気にもこの黒い勇者を慕う『寂しがりの悪魔』を犠牲にできてしまったけれども、やっぱり、勇者もまた絶望に突き落とされたんだろうなあというくだりも大好きですv

アニメとして話にオチがついてないのは、小説が終ってなかったんだから仕方ないですよねえ・・・・(汗)
クレイモアも原作終ってない時にアニメ化したから、ラストは・・・確かに微妙でしたし。

まあ、でもそれを含めても、いいアニメだと思います。

ライナとシオンと寂しがりの悪魔と黒い勇者が大好きですvvv
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