デビデビ原作入手あるいは読む方法 [デビデビ語り(私的キャラ観、世界観などなど)]
この電子書籍の世の中とはいえ、15巻で10年以上前に「打ち切られた」マンガは、電子書籍で読んでみる~ということもできないわけでして・・・・
一応、もう、原作を「ま~~ったく知らなくても読めるように(泣)」と、1冊完結にて、デビ本を、膨大に「同人誌」という「形」で、延々作り続けている二子屋本舗ではありますが、やっぱり、原作をちょろりと知っているだけでも、随分違うというのが「パロディ作品」というものの醍醐味でもありまして・・・・。
その意味では、古本でいいので、一度、原作もお読みいただきたいなあとも思ったりする今日この頃。
幸い、amazonなどで中古書籍も扱っており、
友人曰く「買ってみたら、送料の方が高かった~~~~」と苦笑される激安プライスで販売されているようですが、便利な世の中になったものです。
だって、打ち切り直後あたりなんて、書店からきれ~~に消えていて、数年前なんて「もう原作入手は無理だよねえ・・・・」な世界になっていたわけですから(汗)
それを考えると、ネット販売の世界で「中古」なら手に入るのが確実っぽいのはありがたいことです。
まあ、もちろん・・・・じゃあ、デビデビの原作読まなきゃ、二子屋本舗の「デビ本は分からないのか? 楽しめないのか?」と言われれば、もちろんNO! です。
だって、そういう原作だって(手に入らないかもしれない原作が元)なの大前提での活動ですから、分かるようには、常に細心の注意を払っております。
とはいえ、そうですね・・・喩えるなら、
例えばシェイクスピアの「リア王」を知らなくても、黒澤明の「乱」は見られる。
あるいは、黒澤明監督の「七人の侍」を知らなくても「SAMURAI7」は楽しめる。
とか、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を知らなくても、アニメの「ロミオ×ジュリエット」は分かるとか、そういうのと、同じ・・・とまでおこがましいことを言うつもりはないですが、やはり、原作というモチーフがある「パロディ」作品、というものは、「原作」というものが存在していて、その原作の妙味を加工して「新しいもの」を作り出すという世界なので、厳密には、やっぱり最終的には、原作を知っていた方が楽しめるのですね。
(それこそ、「ロストキャンバス」を原作の車田星矢知らなくても楽しめるけど、知っていると二重に楽しめる・・・というのに、一番近いかもしれません)
実際、SAMURAI7を見た後で「七人の侍」他、数多の「七人の侍」をモチーフにしたであろう作品見ましたが、やっぱり、原点を知っているのと知らないのとでは、「楽しめる味わいが異なってくる」といいますか、「あ、ここは、原作だとああだけど、こう解釈したか~~~!!!」とか「違い」を楽しめるのは、やっぱり、原作を知っているからという。
そんなわけで・・・・・ええと、決してデビデビというマンガは、「上出来なマンガ」では「ありません」が(上出来だったら、多分、ちゃんともっと売れていて、15巻で打ち切りとか妙なことにならなかったと・・・・泣)、でも、宜しければ、是非、一度、ご覧いただけると嬉しいな~~とか思うのでした。
ちなみに、基本設定は、至極単純明瞭。
天使イオスと悪魔ソード
この宿命のライバルの二人が、第1話にして決闘の最中相討ちになり、お互い緊急避難として、人間に魂を憑依させ一命をとりとめる・・・・が、憑依した相手は、なんとまあ、「双子の兄弟(神無と双魔)」だった!さあ、どうなる!?
というものです。
そこに、ソードの謎めいた親友にして屈指の上級悪魔シバ・ガーランドや、イオスの副官大天使シェキルや、やたらとイオスに過保護(としか見えない・・・)天使長ミカエルとか、ソードが大好きな魔界の王サタンの娘シャロ・リーク・サタンとか、シバの双子の弟のヴィシュヌとか、シバの部下にして実は、ソードの保護者?な処刑悪魔の美女ガーベラとか、なんでかソードに味方するようになる悪魔祓い(エクソシスト)の美少女みずのとか、シャロの祖父の大サタン(実はルシフェル)とかが、もろもろに絡んで…最終的には、天界魔界人間界全部巻き込んだ大騒動になる。
という、とってもシンプルなものです。
この基礎知識だけで、二子屋本舗の本は全部読めますし、また、ご存知ない方にも分かるように、そういう基礎設定は、随所に盛り込みつつ作っております。
でもまあ、やっぱり・・・「デビ本」と、友人に言ったら「デビチルですよねv」と、爽やかに悪気無く言われた時は、凹むわけでして(泣)
デビデビと言っても知らない方の方が多いのは仕方ないんですけど、切ない。
なので、良かったらどぞ! とちょっと原作宣伝だったりしました。
しかし、ある意味、あの原作、「穴だらけ」の分だけ、読み手を選ぶという性質もあったりするんですよね(苦笑)
良いマンガか? と言われれば、多分NO!
完成度は低いし、打ち切りだし、設定メチャクチャだし、伏線の説明どっか飛んでるし、ラストのオチは「おおい・・・・・?」な急ぎ働きだし?(これは、いかなファンであっても、認めざるをえないとこだと思います・・・)
でも、魔王サタン様について「サタンは絶対に美しい悪魔なんだ!by 永井 豪先生」以降の「悪魔と天使概念について、とってもフラットかつ斬新な視点」のマンガだったのは確かです。
読み手に莫大な解釈を要求するところが難点ですけれども(笑)
(しかし、だから延々と同人誌作る羽目にもなるといえばなるんですが・・・はい。嵌った人間泣かせの珍しいマンガであることだけは確かです。)
ある意味、そこが一番面白いのかもしれませんが・・・・・
(はっ! そういえば、アニメ「シムーン」も、謎だらけの顛末が魅力と言えば魅力で、捕まった記憶が! アニメの伝説の勇者の伝説も、すごく視聴する側に労力要求するから余計に嵌ったような気が! ・・・・でも、分かりやすすぎるものより、時には、そうしたものに楽しさとか味わいはあったりするから不思議なものです。はい)
一応、もう、原作を「ま~~ったく知らなくても読めるように(泣)」と、1冊完結にて、デビ本を、膨大に「同人誌」という「形」で、延々作り続けている二子屋本舗ではありますが、やっぱり、原作をちょろりと知っているだけでも、随分違うというのが「パロディ作品」というものの醍醐味でもありまして・・・・。
その意味では、古本でいいので、一度、原作もお読みいただきたいなあとも思ったりする今日この頃。
幸い、amazonなどで中古書籍も扱っており、
友人曰く「買ってみたら、送料の方が高かった~~~~」と苦笑される激安プライスで販売されているようですが、便利な世の中になったものです。
だって、打ち切り直後あたりなんて、書店からきれ~~に消えていて、数年前なんて「もう原作入手は無理だよねえ・・・・」な世界になっていたわけですから(汗)
それを考えると、ネット販売の世界で「中古」なら手に入るのが確実っぽいのはありがたいことです。
まあ、もちろん・・・・じゃあ、デビデビの原作読まなきゃ、二子屋本舗の「デビ本は分からないのか? 楽しめないのか?」と言われれば、もちろんNO! です。
だって、そういう原作だって(手に入らないかもしれない原作が元)なの大前提での活動ですから、分かるようには、常に細心の注意を払っております。
とはいえ、そうですね・・・喩えるなら、
例えばシェイクスピアの「リア王」を知らなくても、黒澤明の「乱」は見られる。
あるいは、黒澤明監督の「七人の侍」を知らなくても「SAMURAI7」は楽しめる。
とか、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を知らなくても、アニメの「ロミオ×ジュリエット」は分かるとか、そういうのと、同じ・・・とまでおこがましいことを言うつもりはないですが、やはり、原作というモチーフがある「パロディ」作品、というものは、「原作」というものが存在していて、その原作の妙味を加工して「新しいもの」を作り出すという世界なので、厳密には、やっぱり最終的には、原作を知っていた方が楽しめるのですね。
(それこそ、「ロストキャンバス」を原作の車田星矢知らなくても楽しめるけど、知っていると二重に楽しめる・・・というのに、一番近いかもしれません)
実際、SAMURAI7を見た後で「七人の侍」他、数多の「七人の侍」をモチーフにしたであろう作品見ましたが、やっぱり、原点を知っているのと知らないのとでは、「楽しめる味わいが異なってくる」といいますか、「あ、ここは、原作だとああだけど、こう解釈したか~~~!!!」とか「違い」を楽しめるのは、やっぱり、原作を知っているからという。
そんなわけで・・・・・ええと、決してデビデビというマンガは、「上出来なマンガ」では「ありません」が(上出来だったら、多分、ちゃんともっと売れていて、15巻で打ち切りとか妙なことにならなかったと・・・・泣)、でも、宜しければ、是非、一度、ご覧いただけると嬉しいな~~とか思うのでした。
ちなみに、基本設定は、至極単純明瞭。
天使イオスと悪魔ソード
この宿命のライバルの二人が、第1話にして決闘の最中相討ちになり、お互い緊急避難として、人間に魂を憑依させ一命をとりとめる・・・・が、憑依した相手は、なんとまあ、「双子の兄弟(神無と双魔)」だった!さあ、どうなる!?
というものです。
そこに、ソードの謎めいた親友にして屈指の上級悪魔シバ・ガーランドや、イオスの副官大天使シェキルや、やたらとイオスに過保護(としか見えない・・・)天使長ミカエルとか、ソードが大好きな魔界の王サタンの娘シャロ・リーク・サタンとか、シバの双子の弟のヴィシュヌとか、シバの部下にして実は、ソードの保護者?な処刑悪魔の美女ガーベラとか、なんでかソードに味方するようになる悪魔祓い(エクソシスト)の美少女みずのとか、シャロの祖父の大サタン(実はルシフェル)とかが、もろもろに絡んで…最終的には、天界魔界人間界全部巻き込んだ大騒動になる。
という、とってもシンプルなものです。
この基礎知識だけで、二子屋本舗の本は全部読めますし、また、ご存知ない方にも分かるように、そういう基礎設定は、随所に盛り込みつつ作っております。
でもまあ、やっぱり・・・「デビ本」と、友人に言ったら「デビチルですよねv」と、爽やかに悪気無く言われた時は、凹むわけでして(泣)
デビデビと言っても知らない方の方が多いのは仕方ないんですけど、切ない。
なので、良かったらどぞ! とちょっと原作宣伝だったりしました。
しかし、ある意味、あの原作、「穴だらけ」の分だけ、読み手を選ぶという性質もあったりするんですよね(苦笑)
良いマンガか? と言われれば、多分NO!
完成度は低いし、打ち切りだし、設定メチャクチャだし、伏線の説明どっか飛んでるし、ラストのオチは「おおい・・・・・?」な急ぎ働きだし?(これは、いかなファンであっても、認めざるをえないとこだと思います・・・)
でも、魔王サタン様について「サタンは絶対に美しい悪魔なんだ!by 永井 豪先生」以降の「悪魔と天使概念について、とってもフラットかつ斬新な視点」のマンガだったのは確かです。
読み手に莫大な解釈を要求するところが難点ですけれども(笑)
(しかし、だから延々と同人誌作る羽目にもなるといえばなるんですが・・・はい。嵌った人間泣かせの珍しいマンガであることだけは確かです。)
ある意味、そこが一番面白いのかもしれませんが・・・・・
(はっ! そういえば、アニメ「シムーン」も、謎だらけの顛末が魅力と言えば魅力で、捕まった記憶が! アニメの伝説の勇者の伝説も、すごく視聴する側に労力要求するから余計に嵌ったような気が! ・・・・でも、分かりやすすぎるものより、時には、そうしたものに楽しさとか味わいはあったりするから不思議なものです。はい)
通りすがりのシカチと申します。ここ2年前からガーベラを中心にデビデビ熱が再熱しました。されど、全巻揃えるのには苦労いたしました。
デビデビは誰かに進んでお勧め出来る漫画ではありませんが、何故か好きでたまらないのです。キャラクターも魅力的ですし、粗削りと言うか、Echidna様の言葉をお借りしたら「穴だらけ」なところが読む者を楽しませます。
電子書籍で……の件ですが、実はケータイ・コミックシーモアさんの方で「デビデビ」が取り扱われております。とは言え、配信中のタイトルは各携帯サイトによって異なるそうなので、あったりなかったりなのかもしれません。ちなみに私はEZwebサイトを利用しております。
携帯の小さな画面ではありますが、ちょっとした時間に「デビデビ」を読めるのは小さな幸せです。
ではでは、失礼しました。
by シカチ (2011-08-06 22:01)
シカチ様
貴重な情報ありがとうございます!
デビデビも電子書籍にしてくださっているところあるんですね!?
あれは、本当に(なまじ売れてない上に打ち切りにされて絶版なため)、今から揃えるの、かなり大変なんですよねえ…ご苦労お察し致します(友人は、たまたま全巻揃っている中古書店に巡り合ったので、苦労はしなかったようですけど、ほとんどの方は苦労されるんですよね・・・ほろり)
それにしても携帯コミックは、完全に、盲点でした!
普通に検索しても、全然出ないので、どこでも取扱いがないものだとばかり・・・・・
(しかも、シーモアさんも、固定PCからアクセスして作品検索しても、ヒットしませんでした・・・泣・・・・・・・・・)
それでも、確かに、小さな画面でもちょっとした時間で、デビデビが読める幸せって、確かに、小さな幸せだと思いますv
貴重な情報感謝です!!!!
ちなみに、ガーベラは私も大好きですv
美人で強くて姐御肌でナイスバディ!
ついつい、原作が「アレ」で終ってしまうので、「その後」とか、そもそも彼女がどういう悪魔なのか探求し始めると、これまた楽しくてv
(でもって、個人的には、いつかヴィシュヌと! なんて、夢想してるうちにそんな本書いてたりするわけで、我ながら、デビにとりつかれた病は重篤です(苦笑))
そうなんですよね、まさに、シカチ様のご指摘の通り!
キャラクター魅力的で、荒削りだけど「穴だらけなところ」が「穴を楽しむ読み方を知る読者を楽しませる」とでもいいますか、実に、不思議な漫画だと、つくづくそう思います(でも、他人に『名作です!』と胸はって勧められないのも・・・・つらいとこという・・・ううう・・・)
でも、ケータイコミックなら、気軽に誰か手にとってみて、それで、この漫画の面白さに今からでも気付いてくれるといいな~~~なんて、切実に思います。
だって、「深読み万歳」な楽しみ方が出来る、確かに、本当に、一般的な楽しみ方ではないかもしれませんけど、ええ、「穴だらけ」を埋めるのが楽しい漫画であって、かつ、キャラは魅力的なのは間違いないですから!
重ね重ね、デビデビ本の現存状況(といいますか、絶滅してないんだ~~電子の中でまだ生きて・・・とか、そんな風に喜ぶ私もなんですが・・・汗)、お知らせ感謝です。
ありがとうございました~~~~っ!
追伸
コミックシーモアさんて、こちらのようですね(電子書籍ストアで、世界最大のモバイルサイトという、うたい文句の)
http://www.nttsolmare.com/service/comic_cmoa/
PCからですと、なぜかデビデビがヒットしない謎は・・・携帯でアクセスしなさいってことなんでしょうね・・・・ああでも、小さな画面でも、「ある」ことは「偉大なる一歩」! そう思います。
重ね重ねありがとうございました。
by Echidna (2011-08-07 01:27)