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「ハーメルンのバイオリン弾き」と「ぬらりひょんの孫」と「今日からマがつく自由業」って・・・か、監督・・・ [シムーン]

いや、実は「西村純二監督」については、シムーンに、ドはまりするまでは、

『え~~~? あのNHKのマ王の監督でしょ???』と敬遠していた遠い日の愚かな私でした・・・・(汗)

まあ、マ王はいわばちょっと食わず嫌いなところがあったので(NHKのアニメって、あたりはずれ激しいというのと、いかにも『同人受けを狙ってます!』なコンセプトの大宣伝に引いた・・・・のが正直なところでした。実際に見てみたら中々、第2期のラストあたりは楽しかったです。が・・・第三期は・・・・多分原作ファンが、泣き濡れている??? よな、けったいなことになってますが・・・・汗)


しかし・・・・今更調べて驚愕するのもなんだとは思うのですが、西村監督・・・・
「ハーメルンのバイオリン弾き」もやってたんですね(テレビアニメの方)

これまた原作とあまりにも違う「ドシリアスすぎる上に、実に救いのない(汗)」な話だと聞いていたので、かなり敬遠していたのですが・・・・・・監督・・・・なんてまあ・・・フリーダムな・・・・・・・・

原作は「超絶ギャグとシリアスのジェットコースター」な「ハーメルンのバイオリン弾き」は、この西村監督の手にかかると、「ドシリアスオンリー」な話になりました・・・・・・・・・・・・・・(しーん)

原作は「まだ、次男は魔王のとこに帰ってないのに、とっとと帰還させた後に、第三期のアニメ化の話が来たので、色々と原作とかけ離れた世界で楽しんでいる?」な、「今日からマがつく自由業」

でもって、監督オリジナルの「シムーン」は、「2006年を百合色に染め上げる!」とかキャッチフレーズにしときながら中身は、まるで百合ではありませんでした。
いや、百合つーより・・・・艦長とデュクスの男同士の絆がストーリーの基軸だったようにしか見えないのですけど・・・・・・・・・・・(←で、はまった人。百合アニメとは、どんなじゃ?と思ってみたら、全然百合アニメじゃなくて、目一杯『夫婦舟』なアヌビトゥフ艦長と、デュクスのグラギエフの男同士なのに美しすぎる二人にノックアウトされてるんですから・・・あはははは~~~~~~汗)

そんでもって最新作「ぬらりひょんの孫」・・・・・ジャンプ漫画のアニメ化とはいえ、どうも12話しかないっぽい??? じゃあ、どーすんじゃ? とか思っていたら、すさまじくも大胆な脚本でした・・・・・・・・・・・・

うん、原作知らなかったらあれはあれでいいんじゃ?とか思わせる豪腕はすごいです。
(でも、絵は予算不足?なのか、もっと綺麗に作ってくれてもいいのになあ・・・)

薄桜鬼なんて、同じくディーンが作ってるけど、すさまじく絵のクオリティ高いのにな。
孫も12話ぐらいなようだから、話数少ない時は、絵はもっともっとゴージャスにして欲しいなとか思いつつも、なんか、1話で単行本1.5~2冊ぐらいのペースか?な進めぶりは、ある意味爽快です。

個人的には、原作では「花開院家」という陰陽師の次期当主予定の「ゆら」ちゃんが、とっても好きなので、ゆらちゃんを可愛く描いていただければ、それでいいんですがっ!(←本音・・・・)

ちなみに、リクオ君の声は「ゴーシュ」か「弓親」か?という感じなので、中学生バージョンの時は・・・無理です「高校生の声」が限度だと・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(なんていうか、ショタっけがないんですよね。いい声ではあるんですが、青年から少年なら高校生まで?な声質なので、福山潤さん)


余談:幼馴染の「カナ」ちゃんの当初の名前設定が「ゆら」ちゃんだったとはひっくり返りました。更に、連載前までは、リクオが高校生設定だったって・・・・・・・・(アニメならむしろそっちが馴染みますが)。

つか、ゆらちゃんの名前を、本来なら敵対する陰陽師の一族の少女につけたってことは、やっぱり、ヒロイン名前と考えていいのかな。つか、考えよう。そう思おう。うん。

(所詮、私は、ゆらちゃん好きなのですよ。美少女好きといっても、好みはあるので!
ゆらちゃんは、『戦う人間の強さ弱さと健気さと儚さ』を、表面では一所懸命つっぱって誤魔化そうと意地を張ってるのが可愛くて可愛くて・・・・・v
今年の五月スパコミ新刊が、デビデビ幕の内4で、つい、誘惑に負けて『リクオ(昼&夜)×ゆらちゃん』とのダブルパロにしちゃったのは・・・・あはは~~~そういうことです!)

しかし、思えばルキアちゃんも、強くて優しくて、でも、絶対に誰かを巻き込むぐらいなら自分がひっそりと憎まれ役になってでも消えようとする儚さにノックアウトされたんですよね・・・・・ええ、BLEACHですが。で、こっちもつい、本出しちゃった・・・(正直すぎるなあ・・・我ながら・・・・)


にしても、シムーンは「第二次大戦末期の日本(ちょうど、映画の「男達の大和」)」そのものに見える、ものすごくシリアスなストーリーなのですが・・・
監督・・・・・幅広いんですね・・・いろいろと・・・・・(汗)

孫は「ハーメルン」や「シムーン」的なシリアス路線にするのか、それとも「マ王(でも、これも第二期ラスト付近はかなり泣かせる展開だったしな・・・・)」のお遊びっぽい路線にするのか?


いずれにしてもシムーンの監督は、あらゆる意味で只者ではなかった・・・・・!!!!

とか、今更、気付いてどーするよな報告でした

(修羅場はどうした? とか聞かないで・・・。ちょっと、監督関連で気になって調べてしまっただけなんです~~~~~~~~~~~~・・・・ええ、夏コミ新刊資料になるかと思ったら、監督のフリーダムに頭がカオスになったとも言いますが)


なお余談

かつて「疾風! アイアンリーガー」というお子様向け(でも子供だましではない。多分、メインテーマは『フェアプレー精神』で、隠しテーマは『戦争反対』かつ『殺し合いのない世界』への夢かなと思われる)名作アニメを作られた、アミノテツロー監督が、今、小野不由美原作、藤崎竜が漫画化した「屍鬼」のアニメをやっています。

そして、これがかなりすごいです。
何がって、「目を背けたくなるホラーじゃなくて、ホラーの怖さを美しいを音で表現して、あくまで美しさを表現したい」っってあたりと、藤崎絵をかなり忠実にアニメにしてるあたりです(←原作者でさえ『動かし難くありませんでした??』と言う藤崎絵ですからね~~笑)


やっぱり、シムーンのメインテーマじゃないですが『美しければそれでいい』んですよね!!!!!!

というより、ほんと、シムーンのOPが「美しければそれでいい」なんていう潔い名曲でなかったら、シムーンに、ここまではまることもなかったし、西村監督の存在も「マ王の監督」としか認識しなかったんだろうなあ・・・と、今更、己の不明を思うのでした。


でも、個人的にはやっぱりシムーンが一番の名作!だと思ってますが!(西村監督作品の中では)

でもって、アミノ監督は「アイアンリーガー」を一度見てしまうと、あれ以上を求めたら駄目なんだろうなあとか思いつつも、「お仕事あったんだ・・・良かった・・・(涙)」とか思ってますv
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