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エリザベス2世陛下の訃報に寄せて [徒然なるままに]

遠い異国の君主の訃報と思えないぐらい、自分でも驚くほどに「喪失感」の衝撃を受けております。

そして、折しも「吸血鬼すぐ死ぬ」でのヨモツザカ所長のセリフ

「死とは喪失だ」「(死んでもすぐ生き返る=つまりは、永遠に本当の意味では、身内の誰も死んだことすらない環境にいたであろう吸血鬼の中でも特殊なドラルク)おまえには、分かるまい」

という、ギャグ漫画の作中なのに、さらっと書かれていた一言が妙に胸に突き刺さるのでした。

確かに、毎日「死」についてはあらゆる報道があり、身内や知り合いの「死」についても体験してきているというのに、「本当の死=喪失」の重さや、それを受け止めるについての衝撃や、ショックなどなどは、本当に一概には言えないということについて、今現在のこの「喪失感」の大きさを思うと、エリザベス2世は気づかぬ間にどれだけ己の一部になっていたのだろうかと、愕然としています。

そういえば、とある本屋が閉店となったニュースの際に、そのニュースのコメントにて「祖母の死よりショックだった」と語っている方がいらっしゃいましたが、そうした感覚に近いのかなとも思います。

それくらい自分の人生の気づかぬうちに「消えないと思っていた一部」だったのだなと。

偉大な女王陛下のご崩御に心からのお悔みを。

そして、改めて「死」の重みは、「喪失」ということについて噛みしめております。

寂しく、つらい。そういう単純なものではなく、ぽっかりとした・・・・・

にしても、ハクちゃん(藤原さん)、ゴルバチョフ元大統領他、なんだかダメージを受ける「喪失」が続いている気がします。

切ないです。


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