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・・・・・・渚ちゃん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その選択はちと・・・・ [暗殺教室]

受験ですよ!な暗殺教室
生徒達がそれぞれに個性的な選択をしていく「暗殺」とちょっと離れた閑話休題的話かと思いきや

いや、閑話休題なのかな?
扉の「渚ちゃん」の死神姿(つか、小悪魔姿?)が、髪をおろしてる分、「・・・・・サキュバス???」
なのはファンサービスなおまけだろうし。

しかしなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(あとは、ネタバレ入るので続きにて)



A組とあれこれやりあっていた秋の頃に出て来た「渚君の問題ありありな毒母さん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだあの母の影響下にあるのか渚君・・・・・・・・・・・・・・・汗

まあ、よゐこのジャンプだし、結局はきれいに話をまとめるんでしょうが、
「受験第一志望」が「お母さんが行きたかった(そして自分が行けなかったからこそ、渚君に行かせたがっていた大学)に一番進学しやすい、その大学の付属高校」って・・・・・・・・・・・・・・・・・

渚君本人さえ「大学までは選べても、その先何になりたいか、自分でも全然分からない」なのは、
そりゃあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「お母さんが行きたい大学」なんてのを
人生の選択肢に入れてるからでしょうが!!!

いやはや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まあ、普通に考えれば「中学生」まで、男の子なのに、『女の子だったら理想そのものだった』のにと言われ続け、『女の子でない』ことに母親からがっかりされ、しかし容姿は可憐な女の子そのものだから、男の子なのに家に帰れば母がセレクトしたドレス三昧でお着替え人形扱い、髪は短くすることを禁じられて、一度切ろうとしたら罵声を浴びせられ続け、更には、常にヒステリックでその感情におびえ続け、父親はそんな妻のヒスに耐え切れずに家出していて他に助けてくれる人もなく、散々に母親の顔色におびえている間に『他人の感情の起伏を読む能力』に突出した感覚を持つようになり、そのお陰で『暗殺者になる才能』まで開花し・・・という気の毒な渚君の人生を考えれば、あの毒母からの影響から逃げるのは簡単ではないのが当たり前ではあるんですが。

しかし、「よゐこのジャンプ」らしくも「秋」の段階で、お母さんが渚君に「もう好きにしなさい」と、母が改心して渚君を解放しました!的な流れを見せておいて、「実は、まだ渚君本人は自分で自分の人生を選ぶのも考えるのも他の子みたいには出来ないでいます」っていうのが来るとは・・・・・・・・・

殺せんせを殺す殺さない以上に、ある意味予想外でした・・・・・(^_^;)

殺せんせみたいな先生になりたい、と漠然と思うようになっているようなので、そうすると多分、「お母さんがなって欲しい渚君の人生ルート」とは違ってくるわけなんですが、本人、ほぼ「無自覚」で「お母さんが行きたかった大学に行くこと」を現段階では選択しちゃってるぐらいだし、ああ、毒母の洗脳って恐ろしい。

「親孝行ですし、いいんじゃないですか」と殺せんせは、進路指導でさらっと言ってますが、この「親孝行」のために「大学まで考えた高校受験選択する」ってのが・・・・・・・・・実に怖い。
まあ、殺せんせは色々分かった上で「どっちにしても、レベルの高い学校に行くことは人生の選択の幅が広がりますからね」と言ってるぐらいなので、相変わらず『本人が気づくまでは本人に決めさせよう』スタンスなんでしょうが。

でも、さらっと出たセリフ一言で、えらい怖いもん感じましたよ・・・・・・・・・・・・・
「親孝行」のために「自分の進学大学を選び、その大学に行くための高校受験を頑張る」って・・・

カルマ君なんて「なりたいものは別に何でもなれると思うから、今はバトル(勉強)楽しもうと思ってさ」なんて、自分の人生謳歌してるのに(・・・・確かに、浅野君ほどカルマ君にとっての勉強バトルで楽しい相手は他には早々いないだろうし、なりたいものは、既に『官僚』ってほぼ決めてるから進路は自分で好きに考えられるだろうし。)

渚君というか、『渚ちゃん』が『お母さんの望む渚ちゃん』の道に捕らわれてるのが何ともでしたよ、今週の暗殺教室は・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、こういう「良い子」が良くあるパターンとして「お母さんの望む方向へ望む方向へ」と無意識にか意識的にか人生選択していく間に「なんで、自分これやってるんだ????」になって、最終的に「母親とべったりな幸せ」のままで終わればいいけど、場合によっては、「母子分離」したい自分とできない自分の挾間で苦しんだりするんですがね・・・・・・・・・・・・・・・

いっそ暗殺者ロード行った方が幸せなんじゃ・・・・と、つい思ってしまった今週号。

暗殺者がダメなら、カルマ君! 君がとっとと攫って嫁にでもしてしまえ!!!
あの母親のためにとか考えてる間は渚君には幸せは来ないんだから、それなら荒療治でもなんでもいいから、引き離せ~~~~~~~~~~~~~~~!!!

とかも思ったりしたのでした。いやはや。

でも、あぐり先生も優秀な先生だったみたいですから、最終的には今の高校がE組制度維持するなら、そこの先生になるってのは「あり」だと思うんですけどね。

お母さんは、がっかりするだろうけどね!(選べるのかどうかは、渚君と作者と編集部の方針?次第かな)

お母さんにとっての「親孝行」が過ぎるのは・・・・・・・・・・やめてくれい・・・・・・・・・と思うよ渚ちゃんや・・・・
(高校、大学の次はお母さんが望む就職先かい?その次はお母さんの望む出世とか結婚とかになるよ?一度は、中学3年生の秋の時に『好きにすればいい』って言ってもらえても、自分で『親孝行(母が望んでいた、母が行きたかった人生の道)』を何故選ぶんだかなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・

中学生ぐらいだと無意識にそうだろうなという妙なリアルな説得力が、逆に怖い暗殺教室・・・・
殺す殺さないよりも、リアルな怖さがあるところが、さりげに凄いんですが、でも怖い。いやはや・・・
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