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カル渚編(カレカノ編?)決着・・・しかしラストで美味しいとこ総取りは烏間せんせってvvv [暗殺教室]

7/27発売のジャンプ

クラス内サバゲー大会編(笑)というか、「カルマ君と渚君との、彼と彼女の事情編」というべきか編。
今週で、決着つきました。
相変わらずの早い展開が素敵です。

しかし、それ以上にある意味、「一番の美味しいとこ」を持って行ったのが、「安定の超美形教師・烏間せんせ」だったとは!

いや、とにもかくにも、ラストシーン直前の烏間せんせのショットが、スーパー美麗な作画で
「おおおおおお! 美形! なんつー美形!!!!」
と悶絶してしまいましたv

設定上、イケメンで美形教師なのは当然なのですが、
作画が・・・・・・・・・・・・何あの力の入れ方・・・
作者様、ごっつあんです!!

なお、以下はネタバレ入りますので、コミックス派の方はご注意ください。

カル渚編、とにかく終わりました! 決着つきました!
クラス内対抗サバゲーになった段階で、「ラストは二人のガチバトル」でなければ、当然話はまとまらないだろうとは思っていましたが、ちゃんとその期待を裏切らない素敵な話運びv

とは言っても、「それをどうするか?」の見せ方が難しいのですが、相変わらずお上手でv

戦闘(格闘)なら「圧倒的に上」のはずのカルマ君相手に「組み技」ですよ、絞め技ですよ?
正確には、頸動脈を締めて、意識を落とす技(烏間せんせも良く色々教えてるねえ・・・)
とは言っても、可愛い渚君がやると『ダーリンに必死に抱き着いている?』
ようにしか見えませんでしたが・・・まあ、これはサービスですね。うん(絵面って重要・・・)


渾身の渚君の「抱き着き攻撃技(にしか見えん)」に「ギブアップしながら、渚君の背中ぽんぽん撫でてる」カルマ君・・・・・君も、なんか「怒りの彼女を抱擁」してるようにしか見えないぞ?

つか、君の回想の渚君、ひたすら「可愛い彼女」にしか見えないし!!
(・・・ほんと、渚君、ショートカットにしても、美少女にしか見えないってば・・・。お母さん相手に、卒業したら髪を切りますって言ってたけど、それだけじゃ単に「お団子頭的美少女から、さらさらふわふわショートの小動物的美少女路線」の変更でしかなくて、変更ですらなく、単により「美少女度」が上がるだけかと思われますが・・・分かっているのか? 渚君! 君の容姿が、筋肉マッチョかつ男顔にでもならない限り、「可憐な美少女」にしか見えないのは変わらんのだよ?スカートはかなくっても、十分美少女だから!つか、男に見えませんから、マジで!)

「ケンカなんかできないよ」と言ってた過去の渚君がキュートすぎる・・・
しかも、そのセリフ、カルマ君がボコった相手の介抱(?)しながらだし・・・・

やっぱり、君たち1~2年生の間、「なんとなく少しの間だけど、おつきあいをして、デートも何度もしてて、でも、どっちが告白したとかでもなく、なんとなく学年が過ぎていくにしたがっていつの間にか距離が離れていたカップル」にしか見えません・・・・。

で、一度「自然消滅」というか、「なんか距離が」な関係だった分「どう戻せばいいのか分からないまま、過ごしてきた3年生」

殺せんせと烏間せんせのお陰で、色々あって、やっと正面からぶつかることができましたvとな?

んで、カルマ君的にはやっと念願の「渚」呼び捨てですか。そうですか。おめでとう(笑)これで、この先は「俺の渚」と連呼でもしまくってくれれば(・・・言わなくても、どうせ、俺の渚認定勝手にしてそうですが)完璧ですね。

高校から先もどうせ一緒でしょう。つか、一生一緒でしょうね。はい。ご馳走様!
2人で末永く幸せになっててください!(なんか、高校生ぐらいからこの2人同居開始しててもおかしくないと思うレベルだわ・・・・・・・・・・・・・・・。ルームシェアとかなんとか言って、親から自立とかなんとか言って、今度の高校の場所が通学するのに距離がどうのとか理由なんかいくらでもつけて・・・・カルマ君がうまいこと親から独立した部屋で一人暮らし権をゲットしたら、渚君をそこに呼んで二人暮らしになだれ込むのだよ。二人暮らしの方が安全だとか、経済的だとか理由はなんとでもなるしねえ。なんなら、全寮制の高校に入って「二人部屋確保」でも良し。まあ、どうせカルマ君が考えているでしょうけど。あとは、なし崩しに一生同居人ということで!・・・ビッチせんせ・・・多分、あなたより先にカルマ君が渚君をなし崩しに落とすのが先に思えるのは気のせいでしょうか?)


ともあれ、カルマ君が「渚君の抱き着き技(・・・すみません、絞め技なんですけどね・・・)」にギブアップしたので(抱き着かれて可愛くて・・・に見えなくもなかったが?)、一旦は「殺せんせを助けること」に決定。

しかし、絶妙に上手いのが、烏間先生の生徒達のさばき方。

「1月中までは、助ける方法を考えることに全力でやれ。しかし、2月になったら暗殺に全力を尽くすこと」
それを「約束」させちゃうんですもの。

助けるといっても、事実「君たちが暗殺を休止しても、こいつを狙っている奴は他にも大勢いる」ので、頑張って助けることばっかり考えて「タイムアップ」になることだけはダメ!という寺坂君たちの危惧もちゃんと考慮した上で「殺すのなら(助けることが出来ないのなら)、俺も他の誰でもない、君たちに殺して欲しいと思っているんだ」って・・・・・・・・・・・・・あんな美形な憂い顔で言われたら! 言われたら!!!!!!!!!!

「はい!!!!」って全員よゐこの返事しますよ、中学生!(笑)

烏間せんせがいてくれて良かったねえ・・・・・・・・・・・・君たち・・・・(ほろり)

クラスの総意として「生かすも殺すも全力で」ってもっていくのがね。
もちろん、そう導いたのはサバゲー提案した殺せんせのアイディアの伏線があって、それを踏まえて上手くクロージングする烏間せんせがいるからなわけで、ほんっとこのコンビ・・・良い担任です(E組担任:殺せんせ、教官、兼表向きの担任:烏間せんせ)。最強コンビの先生に導いてもらえるなんて、なんて幸せな子達!


そして、「1月いっぱい」という期限つきの「殺さない方法の模索」
うん、話としては、やっぱりそうでなきゃね!と期待を裏切らないこのスピード展開。

3月には、殺せんせのリミット(超細胞の暴走による地球破壊)は起きてしまうし、他の誰かに殺せんせを殺されることだけは絶対ダメ!というのがこの話の根幹なわけですから、さてさて、いよいよ楽しくなって参りましたvvvv

しっかし、この「一回は、殺さない方法の模索を全力で」をもってくる「話の引っ張り方」が絶妙ですよねv

折しも丁度、昔のアニメで今、GYAO!で配信しているGONZOさんの作ったアニメで「ロミオ×ジュリエット」というのがあるんですが、「黒澤明の七人の侍→SAMURAI7」に大胆にアレンジしてのオマージュ作品作るの大得意なGONZOさんらしく、この「ロミオ×ジュリエット」は、設定など色々大胆にファンタジーワールドに改編しつつ、原作の「ロミオとジュリエットの悲劇は回避されるのか??(本当に実らぬ恋なのでしょうか・・・)」を延々次回予告で続けながら、しかも視聴者にあっちこっちに「悲劇回避ルート」があるかのように見せつつ、それでも、ちゃんと「ロミオとジュリエット」のシェイクスピアのあれを原案としている以上、ラストで「この2人は死ぬことだけは確定」という・・・。

あの「ロミオ×ジュリエット」にも似た「視聴者(読者)」に、「救済ルート期待させつつ、でも、話の本質上、決まっているラスト(の事実)は譲れない」というのは、実に難しいのですが、素晴らしい。

黒澤明の「乱」も、リア王がベースの話なので、最後の最後に絶対に「コーデリアとリア王は死亡」についてだけは譲れないわけで、その通りに黒澤明は話をもっていったわけですね。

それと同じく、暗殺教室においては「殺せんせを生徒が暗殺を達成すること」が、ラストに決定づけられているものなので、さあ、どうするか

(ちなみに、ご都合ハッピーエンドもどきをやられると、某アルドノア・ゼロのような悲惨なことになるわけですよ。まったく、あの話も「もう地球と火星は、姫様がどうしようとも、どうにもならない。どちらかが敗戦するまで、終わりようがない」という設定を初期から組んでいたのに、なぜか最後の最後に、ご都合主義にも突然「姫様が、停戦と和平を呼びかけたらそれが成立して、火星と地球は仲良くなりました」というありえないエンドでありまして・・・・・・・・・・どれだけがっかりさせられたことか!!しかも、あのラスト、何がハッピーなのかも分からないエンドだったし、アルドノア・ゼロ! 一応和平になったけど、その後どうせまた悲惨なことになるのが目に見えてるじゃん!って、何考えていたんだあのスタッフ!なのにいかにもハッピーエンドです!って、納得いかないラストをごり押ししおって~~~~~!!!)


そうそう。「ご都合ハッピーエンドの真逆の名作」は、アニメ「シムーン」でしょう!
こっちは、「2006年を百合色に染め上げる」とかいう「嘘八百(笑)キャッチ」はさておき、話そのものは、「戦争末期、ミッドウェー以降の日本と似た設定」からスタートしたので、制空権を奪われ、どんどんと和平も何もかも選択肢がなくなり、最後は降伏。国は分割統治された挙句に、その分割した両国の間で今度はまた戦争が・・・という。その中で、懸命に生きる少女たちの姿は、「男たちの大和」と同じく「何もまだ知らない十代の子供達が、ただただ必死に」という姿を描いていて、安易ハッピーエンドにしなかったのが、実に素晴らしい!
(しかも、その先を視聴者に想像させる要素をふんだんに残してという周到さ)


やっぱり、「安易なグロ悲惨設定」もどうかとは思いますが「安易ハッピーエンド」も別の意味で、同じく、やっぱりダメなんですよ。「ストーリー」として「ダメ」という意味では、ダメなんですよ。

・・・・・・某かわぐちかいじ氏の「ジパング」「僕はビートルズ」などは、話そのものが好き放題に破綻しまくり、安易エンドに逃げようとした挙句に更に失敗するという最低なことをしてくれましたが!!!(あれも、本当にひどかった・・・・・・・・・・・・・)


と、話は脇にそれましたが、それはさておき暗殺教室では「暗殺教室」なのですから、やっぱりラストは、殺せんせを生徒達が暗殺者として立派に成長した証として暗殺達成する話でなきゃ、ダメなんですよね。

でも、それは「悲劇」では「ない」・・・・・と、読者に上手く読ませるように、分からせるように描くのが、これからの難所でしょうが、是非是非頑張って欲しいものです!期待してます。この難所に正面から向かうのを!

殺せんせ自身は、「生徒が全力で、地球を守る為に(あと、自分が教えたことをちゃんと学んでくれたことを活かしてくれることで)、自分という地球破壊生物の暗殺を達成する」ことを、本当に心から願っているので。

あぐり先生のとこへ、本当なら早く行きたかったと思うんですよね・・・殺せんせ。
でも、最愛のというか人生で唯一愛したあぐり先生のお願いが「あなたの1年を頂戴」だったから、E組の皆を教え導くことを頑張った。あぐり先生の代わりに、あぐり先生がやりたかったであろうことを違う形だけど、がんばった。

だから、その成果が欲しいのだと思うのですよ。

ただ、それは生徒にトラウマを残すものであってはならない。
だからこその烏間せんせの指導とフォローも必須なわけで・・・・「生かすも殺すも全力で」って絶妙に上手いです。なんて上手い表現なんでしょう!!

殺せんせを「助けること」の意味、そのものを、生徒達はまた色々悩みつつ頑張るのでしょう。
その中では、殺せんせと殺そうとする他の勢力もあるので、色々あるのでしょう。
色んな山を越え、谷を越え・・・そして、生徒達は大人への道を進んでいく。

きっと暗殺教室とはそういう話。

殺せんせを「殺す」ことの「意味」の勉強が、彼らにとっての「最後の課題であり勉強」なのでしょう。

頑張れ、生徒達!
そして、苦労性の烏間せんせ!!!!(笑)

生きてこの先もこの生徒達を守っていくのは、烏間せんせの仕事ですもんねえ・・・・

それにしてもいい男です。イケメンで、超絶美形で、しかも優しい。
厳しいけど、本当にまっすぐに(殺せんせが、あぐり先生で初めて体験した「見てくれる人」と同じく)見てくれる人。

良い男すぎて、あのクラスの女子の「男を見る目」の基準が非常に高くなるのでは?と思わなくもないですが、烏間せんせについては、既に、海賊女帝ボア・ハンコックさながらの「恋焦がれ病(恋が報われない限り、致死率100%)」をこじらせまくっている『ビッチ先生という恋患いの先達』を見てますから、「憧れの君」は「憧れ」だけで止まるかな?
烏間せんせに惚れると、あのビッチせんせの悶絶と同じ大変さが待ってますからねえ・・・・

聡明な生徒達は、多分、「いつまでも大好きな憧れの先生」に止めておくことでしょう!
でないと大変すぎる(笑)

で、カルマ君は、いつまでも悶々なビッチ先生を尻目に「さらっと」、上手い事「俺の渚化計画」を着々と進めていくだけでしょうね(笑)中学3年間かけて、やっと「渚」って名前での呼び捨てできるようになったんだから、この先は、あとはぐいぐいと押しまくり、あの手この手で籠絡していくだけでしょう!

ま、それは「暗殺教室」とは別の話ということで本編で語られることはないのでしょうが(語られたらすごいサービス・・・・)、これも多分決定事項。

一生仲良しで、時々痴話喧嘩もしつつな二人でいるといいよ。
少なくとも、渚君については、あの毒母と無責任父としか見えない両親よりは、カルマ君と一緒の方が幸せでしょう。確実に。・・・そして、渋谷区のパートナーシップ条例でも使えばいいのですよ!なんなら、アメリカでは連邦議会で同性婚OKになってるし!別に、そういう恋愛抜きでも、一生一緒がいい2人ってのは「あり」と思うので、一緒にいなされ。「俺物語」の「砂川君」なんか、たけお君と凜子ちゃん夫妻の側に一生側にいて面倒見るのが生きがいにしか見えないし、そういう「一生とにかく一緒にいる」ってのは、普通にありだから。

・・・・ただし、渚君自身が自分の容姿について未だ肯定的には認めてないので、落とすのはじっくりゆっくりねvああ、青春のバトルでした。ごっつあんです~~~~~~! でも、お代わりあったら、いくらでもいただきますよ!はい!
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