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やっぱり、イースレイお父さんに泣けてきますわ [クレイモア]

2月発売のジャンプスクエア

うわ~~~~ラキ~~~~~~~~~っ!!!!
(ストーリーの展開はネタバレなので省略しますが)

とにかく、今回もまた、どんだけイースレイがラキを慈しんで、鍛えて、可愛がっていたのか。
それが、よ~~~~~~っく分かる回でした。

思わず泣けましたわ。

イースレイは、ラキと出会って、結局「人を食べる」という、ある意味覚醒者の本能に逆らってまで、
ただただ「成長するラキ」を側において鍛えることに喜びを見出したことと引き換えのように
最期は「偽りの・・・いつかは砕け散るかりそめの。それでも、あと少し・・・・もう少しだけ・・・」

と、ラキと共に居たかったとのあの絶命シーンは、何度思い出しても泣けるのですが、
ラキが出てきてからは、ラキとイースレイの旅において、ほんとにどれだけイースレイがラキを可愛がっていたか。

随所にあって、それがひたすら泣けてきます。
(以下、ちょっとだけネタバレあり。まあ、ちょこっとだけですが)



なんせ、イースレイお父さんてば!
プリシラが覚醒したら、ラキなんて絶対に勝てる訳がないって分かってて。
その上での「作戦」をあえて遺言のように、ちゃんとラキに言っていたなんて!!!!

ミリア姐さんでさえ、つか、クレアだって(いや、多分読者のほとんどが)
八木せんせに騙されて(としかいいようがない・・・・・う、自分がそう思っただけ???)
『ラキの活躍は、プリシラにばっさり斬られてそれで終わり(クレアを激昂させて、パワーアップさせる係)』

な~~んて浅はかなこと考えていたのを、軽々超えていく、八木先生のストーリーテリングの妙!!!

よもや、「一度斬られる。でも、その結果、プリシラの意識の中からラキの存在が完全に消える」
けど、その後に、プリシラに一撃与えるチャンスがある・・・・なんて!
そんな活躍シーンが待ってるなんて!

そんなの思ってもなかったですよ~~~~~~!!!!

ラキ、つくづくいい男に育ったなあ(しみじみ)
ばっさりやられても、ちゃんと戦える「人間」て、すでに何者?ですが
それはもう、やっぱり、イースレイお父さんの鍛え方が良かったからなのよね・・・・

ああ、ほんとにイースレイに今のラキを見せてあげたいなどと、また泣けてくる演出を!!!!

そんなこんなで、勝手にほろほろしておりました、クレイモアでした。
イースレイおとーさ~~~~~んっ!!!!
とか、叫びながら。
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コメント 2

ビアス

どうも、こんにちわ。
ビアスです。
どうにもパソコンの調子が悪くてご無沙汰してましたが、久しぶりに来させてもらいました。

それにしても本当に凄い展開でしたね!
今にして思えば、イースレイは出会った当初からプリシラの本当の望み(自分を倒してくれる戦士の出現)を見抜いた上で保護した、ということなんでしょうね。
つまり

イースレイ
「敗北の証に
 忠誠を誓おう
 あなたの望む
 ものは全て私が
 手に入れてみせる」
プリシラ
「ほんと・・・
 本当に あたしの
 パパとママを
 見つけてくれるの?
イースレイ
「約束
 しよう・・・
 この命に
 かけて・・・
 必ず」(第14巻158~159頁)

このやりとりは、プリシラを倒す=死ぬからパパとママに会えるという意味だったのかな、と今では思います。
あの戦いで、自分ではプリシラを倒せないことを悟ったから、旅の途中で
拾ったラキに託すことにした、ということだったかもしれませんね。
少なくとも、「当時の」イースレイの考えとしては。

元々イースレイが覚醒したのは、覚醒してしまった当時の戦士達の始末をつけるためでしたが、もしかしたら彼は深淵をも超えるプリシラを見て覚醒者を一掃できると思ったのかもしれない。
「全てを自分のものにしようという気持ちだった」というのは、全ての覚醒者を消せるかもしれない、という気持ちの表れ、だったのかも。
プリシラが無意識に幼い少女を食わなかったように、イースレイは「全ての覚醒者を消せるかもしれない要素は極力潰さないようにしていた」のかもしれません。

以上が、プリシラとラキを拾った理由の真相、だったかもしれないですね。

でも結局七年の間に本気で家族と考えるようになり、結果ああいう最期につながった……
覚醒者となって人の心を失っても、並外れた戦略家だったと言えるイースレイ。
しかし結局人の心を完全に消し去れず、それどころか取り戻してしまい、それが死につながる結果となった。

今でも彼の最期は賛否両論ですし、何より本気でプリシラとラキを家族と考えるようになった過程が、読者の想像に丸投げされてしまっているために、「寒い家族ごっこ」と言われることもしばしば、ですが、あれで良かったと個人的には思います。
覚醒者の心のまま死ぬよりは、人の心を取り戻して死ぬ方がよほど良いと思いますからね……

この後のラキが死にそうで凄く心配ですが、ここまでそれはないだろう……いや、つい最近もクラリスという例があるし、油断できない……と思いながら、次号を待っている私です。

長くなりましたが、今回はこの辺で。
また機会があったら来させてもらいます。
では、失礼しました!
by ビアス (2014-02-12 15:52) 

Echidna

ビアス様
お久しぶりです。そして、熱いコメントありがとうございます!

え? イースレイの死に様「賛否両論」だったんですか?
「寒い家族ごっこ」なんて言われるんですか!?!?
(し、知りませんでした・・・・汗)

まあ、感想は読者それぞれですから分からなくもないのですが、でも、私はあのくだりも展開も、すっごく好きです。好きすぎて、哀しくて、今も思い出しては泣けてくるぐらいに。

はい。ビアス様と同じく「あれで良かったと」私も個人的には思います。
人の心を取り戻して・・・でも「偽りの」って分かっていてっていうのが。

ついでながら、あの最期のつぶやきだけで、イースレイがどうして、ラキの父親になってしまったのか、なんとな~~く分かるような(敢えて家族シーンを描かないことで、より一層、読者の想像力を刺激するというか)で、『あえて描いていない』けれど『わかる』という名シーンだと私は思っております。

だって、「偽りの、いつかは壊れる・・・・」って・・・・

本当に、あれほど滑稽としかいえない家族ごっこって、イースレイが一番分かっていたと思うんですよね。

自分だって、まさかあそこまでラキのことが可愛く(息子のように、成長が楽しみになるなんて)きっと思ってもなかった分、『偽りの』でもいいから、『あと少し・・・もう少しだけ・・・』と、叶わぬ願いまで抱いて砕け散って逝ったのだと。

ラキも、プリシラとの約束で「プリシラの真の心が何を望んでいるのか」を、ある意味、イースレイと二人がかりで叶えてあげようとしているんだろうなあと、私には思えてなりません。

ある意味、クレアに「復讐」させることよりも、ラキは自分がそれこそ(・・・不穏な予想でなんですが)死んだとしても、クレアよりも自分こそがプリシラを殺してあげたいって思っているんじゃないかなと。

それが、イースレイとプリシラと一緒に「短いけど、偽りだけど、確かに何か心の交流はあった家族ごっこ」の末のラキなりの「家族故の約束」かなあと。

ちなみに、アニメではラキがクレア説得してプリシラへの復讐をやめさせるという『ちょっと待て!!!!! それは無いだろう!!!!』てな展開でしたが、原作はその逆で『俺がプリシラを殺すんだ。だって、俺はプリシラと約束したから』って、そんな感じのラキがいいなあと思っております。

クレアの復讐は、ある意味、テレサだって望んでないし・・・・あえていうなら、プリシラ本人が望んでるだけで、クレアにとって復讐が達成とか幸せになるのか?っていうと、どうも疑問だし・・・・・・・・・

ああ、でも、ラキの生死は気になるとこですよね・・・

だって、寿命から考えて、ラキの方が先に死ぬわけなので、いずれにしても最期にはクレアはラキに置いて逝かれて別れることになるんだろうとは思うのですが、それはラキの寿命が来てからにしてええええ! とか叫ばずにはいられません。

いやいや、もうもう、やっぱり目が離せませんクレイモア!!!!

にしても、クラリスとミアータも切なかった・・・・・

八木せんせは、疑似親子の「偽りかもしれない、かりそめかもしれない、でも」っていう愛情描くの、絶妙にうまいなあと。そして、また泣くんですよ。読者は!(・・・何回泣かされることやら・・・・ほんと)

ではでは、私も今宵はここまでに(笑)

また、お待ちしておりますvvvvv
by Echidna (2014-02-14 00:34) 

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