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入稿しました(吐血) J.GARDEN35 古代魚幻想 は09b 新刊あり! [イベント参加&発行物関連情報]

11/4(月・祝) J.GARDEN35
サンシャインシティ は09b(よろずジャンル)
サークル名:古代魚幻想(こだいぎょげんそう)

新刊タイトル:Red Desert Nightmare~赫砂漠の悪夢~
P52/小説/オフセット 表紙イラストはこの通り!(桜さん、いつもながらありがとうっ!)
毎度のGとアルカ中心のLOVE小説です


今回の舞台は火星。赤い星、赤い砂、赤い、赤い・・・闇の悪夢・・・・
なんてそんなもんが唐突に降りてきてできた話ですが、中身は、目いっぱいのラブストーリー
つか、普通にSF?(なんか、BLというジャンルから、どんどん外れているような・・・)

でも、個人的には、すごく好きな話が『・・・ああ久しぶりに書けた』という感じです。

いや、更新しなきゃとか、あっても全然書くことができない状況にあったので
(ストレスとかストレスとかストレスとか、過労とか過労とか過労とか・・・って、要するに仕事に忙殺されてたとも言います…)

とにかく 「書けた」のがうれしかったのですよ、ほんとに!

そんでもって、LOVE度たっぷりな話になったのが特に!

では、皆様、11/4(月)に会場でお会いしましょう!

既刊誌の連中も連れていきますので、どの子もよろしくvvv
(うちでは自分の本をわが子と思う傾向がありまする。失礼)
詳細は、HP古代魚幻想にて

なお、なんで火星が唐突に舞台になったかという裏話をば、少々…
あれは・・・このひたすら暑い暑い夏のこと。
30年記念とかで、「ボトムズ」とゆーロボットアニメ(?)が放映していたのです。
無料でネットで、全話見せてくれるという剛毅な話です!
SFを書いている人間としては、これを見て『しまった』のですよ、暑い中。
(…いや、あれは『リアルロボットアニメ』らしいんですが、
ただ監督が、古典SFアニメの名作、ブレードランナーとかを参考にしてるとか言うもんで
…それに舞台が、近未来で、SFだし・・・)


すっごく良かったです。
30年前の作品だなんて思えない。というか、今、逆にこういう『す、すごい!』ってボリュームの作品
・・・無い? もしかして、なかったりする????

偶然にもこのアニメの設定とか考え方が、妙に自分の作品にも通じるというか似ているとこがあって、
そうするといつの間にか、影響って受けるもので(苦笑)

いえいえ、もちろんボトムズファンからすれば「はあ? どこに影響?」ってなものですが
『人ならざる、人を超えた力を持つが故の孤高や悲哀、そして愛』ってのが、
もう、ぐぐぐぐ・・・っとこう、迫ってきまして!
(・・・なぜリアルロボットアニメの金字塔を見て、そういう感想になるかは置いておいて)

お陰で、『そうだ、火星・・・あの戦星(いくさぼし)・・・赫の・・・赤い・・・心ざわめかす享楽の星!』
なんて、そんなイメージが、見事にぐーるぐーると!

ボトムズの主人公キリコが、『フィアナ』と出会って初めて『感情』を得ていくという物語は
壮大かつロマンティックで、脇キャラも素敵で、『ああ、こういうの描ける才能が羨ましい!!』
とか、考えていたら、自分で自分の作品へのハードルを勝手に更に高く設定して、
自分の首を絞める羽目になりましたとさ!(もう笑い話かこりゃ)

正直、いわゆるハーレクイン的BL(・・・素敵な攻め様と可愛い受ちゃんの定型的ハッピーエンド)とは
ぜ~~~~~~~んぜん違うというか、すでに、J.GARDEN用の本なのか? これ?
という、別の意味での「場違い」というか「勘違い」作品になったことだけは間違いありません・・・

需要というものを考えましょうね! とか、読者の要求というものを考えましょう! とか。
投稿の時によく食らうお叱りの一つの『読者のこと考えて書いてますか?』と言われると…

BL読者様のこと、忘れ去ってないか? おいおいおい・・・ってなもんですが。


でもでも。やっぱり書きたかったのは、この世界だったのです!

人ではなく、人を超える力を持つ故の悲哀と愛!

『じゃあ、別にBLでやらなくてもいいじゃない』ってお叱りが今からもう予測できてたまりませんが、
でも、うちのGとアルカが、両方とも男性なんだから・・・・
うっかり性別超えて、相愛になってしまった二人の物語でもあるので、BLの片隅に置いていただければ…はい。

ちなみに、もしもですが、私の描く『人にあらざる力を持つ故の・・・』という話(シリーズ)について、
同性愛要素を抜くと、それもまた、ちょっと違ってしまうんで、片方を女性キャラでって話には
最初からなりようがありませんでした(自爆)

私、シムーンとゆー百合でやおいな世界が『大大大大だああああい好き!!!!』なので!

もっと言うと、男女の普通の恋愛も別に良いとは思うのですが、
『物語』で考えた時に、『ある種のマイノリティの悲哀』といいますか、
『それでも好きだから仕方ない』っていう切なさが、私は好きなのです。

ボトムズの場合も、シムーンの場合も、実はそういう『それでも…』な世界がすっごおおくツボだったのです!

そういえば、ある知り合いから『なんで、この二人はふつうに彼女作らないんだ?』と、
BLに疎い人から、BLというジャンルのカップリングについて指摘されたと言うことを聞いたことがあるのですが、
今更ながら、「うん、そうだねえ」なんて思ったりもします。

多分、普通に彼女を作ることが『価値観において自然である』っていう多くの人には、
『彼女ができるんなら、男には彼女ができた方がいいだろ?』って発想になるんですよね。

それは多分、ごく自然な発想で、それはそれでいいだろうとも思います。
現に、世の中に数多ある物語で、恋愛ものはやはり最も心ときめくジャンルの一つですし、
その恋愛も『男女で幸せに』というものの方が、一般的だし、分かりやすいし、
感情移入もしやすいし、ときめきやすい・・・とも言えるのは確か。

でも、その『自然な発想』ではないからこそ、『不自然な者の孤独』とか『悲哀』からの愛は
物語として描くには、すごくすごく魅惑的な世界なんですねえ・・・これが。

ただ『萌え』か???????? と言われると、これまた多分違う・・・・・

消費することが楽しいのが『萌え』とすると、もうどうしようもなく惹かれ続けるのが『魅惑』かなと。

一瞬の消費でなく、ずうっと囚われるように惹かれ続けるというもの。

そんな世界が書けたらいいなと、思います。

はい、ボトムズのように、シムーンのように(この二つが並ぶのが、もうなんですが…)

愛ある世界が好きなんです。
世の中いろんな愛があっていいと思いますけど、
美しくて切なくて、ずっと囚われ続ける魅惑の物語が理想です。

たとえば、源氏物語のように。伊勢物語のように。
あるいは、三国志のように、もしくは数々の神話のように。

ちなみに、神話の世界や古典の世界では、『同性愛』は、禁断でもなんでもなく、
ふつーに、てんこもりです。

あ、そか。だから、そういうのをイメージして書くと『BL』にならなくて、
ある意味、ふつうの話(?)というか、普通に一所懸命生きて恋して泣いて笑っての物語になるんだ…。

うん。つらつら書いていて、やっと少し自分の方向性が見えてきた(?)かな。

でも、単に好きなだけなんですけどね、ぶっちゃけると!

はい。幸せが好きなだけなんですよ。
自分のオリジナルキャラもそうですし、パロディ世界になると、もっとそれが顕著ですね。

『こーしたら幸せになるじゃない。こーだったらいいじゃない』っていう夢が詰まったのが、私にとってのパロディという世界。

そして、オリジナルは
『こうで、ああで、みんな泣いて笑って結構大変で。でも、それで、いや、それだから幸せで』
っていう話になる。

そういう小説OKよ、な方、お待ちしております~~~~~~
J.GARDENは懐の広いイベントで、いろいろなお話に出会えるのも私の幸せの一つなのですが、
私の書いているものも、その一つに入れていただければなあと、いつも願ってやみません。

こういうのもあるんだ~なんて! そう思ってもらえたら最高!

だってそれこそが、私のオリジナリティを喜んでもらえたってことだから!


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