SSブログ

ありがとうございました J.GARDEN35(11/4月・祝)終了(古代魚幻想) [イベント参加&発行物関連情報]

J.GARDEN35(11/4月)

皆様、連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私、玻璃は・・・古代魚幻想は・・・・・フルマラソンを走り切った気持ちです。

ともあれ、終わりました。
無事・・・というか、二冊刊行って、さすがに無理しすぎた~~~~~~
と、今、へろへろ状態ではありますが(汗)

当日、お話してくださった皆様、本を手にしてくださった皆様、スタッフの皆様、
本当にありがとうございました。
J.GARDENならではのお買いもの(戦利品とも言いますvv)もゲットできましたし、
楽しい一日でした(・・・睡魔との戦いになった自業自得だけはさておき・・・)

さて、イベントが終わって、ふと・・・・

振り返ると、いかに自分の作品が「実に、J.GARDENで異色というか・・・場違い?」と再び痛感する羽目に

なんというか・・・
①少なくとも「今の流行」ではない(古いというか、古風というか、レトロというか、古典的というか・・・)
②軽くない(さらっと読んで、楽しい時間がすぎて、そして話の内容はころっとその次の瞬間には忘れて幸せな気持ちだけ残るという、ハーレクイン的なものではない)
③読解力が必要な作品(読者に負担をかける。というか、「小説」として「読む」気力体力がないと読めない)

etc.

加えて「ファンを先に、ツイッターなどで確保して、一定の顧客をつかんでから発行する」というスタイルでもない


・・・・・・・・・・・・・・・・・・これで、イベントで、ちょっと立ち読みだけで購入って・・・・・・・・・・・・

難しいかな、つか、難しいよねえ・・?
せめて、誰かに「どーゆー点がいいのかの紹介」ぐらいがないとさ~~~~

特に、今の読者様のご要望(というか、イベントでも感じるし、実際ガーデンガイドにもある)

『あらすじを分かるようにしてある方が本を手にしやすい』
『ショタ! とかおやじ受! とか、SM風味! とか傾向を明確にしてもらえると分かりやすい』

ということに答えようにも
「・・・・・・・・いわゆるそういう『わかりやすいジャンル』じゃないから・・・・汗」
となっていることにも愕然

BL求めている人には、おそらく
「こんなのいらん、つまらん、そーじゃなくて、どーゆーカップリングがこの作品の見どころで、キモで、売りで、特徴なのか? そのアピールポイントが欲しいんだ!!!! BL舐めるな!!」
と、お叱り受けそうな作品だということだけが、ひしひしと・・・・・
(でも、怒られず、ひっそりと片隅に置いていただけるJ.GARDENの懐の深さにただ感謝なのですが・・・)


困ったことに、私の書くものって「小説」なんですよ・・・・
そして、小説というのは「読者に負担をかけるもの」なのですよ・・・・・・・・・

ラノベやBLは「小説」の中でも「読者に負担をかけずに楽しませる」というものなので、
厳密にはそれこそ「夏目漱石」「三島由紀夫」「司馬遼太郎」「池波正太郎」etc.
海外なら「アレクサンドル・デュマ」「ヘルマン・ヘッセ」「ビクトル・ユゴー」etc.
という『うん、これ小説だよね』という『小説(novel)』の一つのジャンルではあっても、
典型的な小説というのとは、ラノベやBL、ハーレクインは違うのですね・・・・
(JUNE作品は、むしろ「小説」だと思いますが)

読んで、読むことでいろいろと「考え」て、どうしてなんだろう、なぜなんだろうとか感情移入して。
それが「本来のというか古典的な意味での小説」なわけで、
ほんと~~~~に困ったことに、私の書くのはそっちなんです・・・・

私としては、読み応えのある(=読者に負担をかける、というか、読むのが大変なことにむしろ読破した時の爽快感たるや!!!!!!!)という、まあ、京極夏彦の京極堂シリーズなんかもそうなんですが、ああいうのが好きな『読み手』でもあるので(いや、普通にBLとかも好きですけど)こういう困ったことになるんですね。

困った最大の難問は「BLやラノベが逆立ちしても書けない(てか、才能がない)」ってことです。

京極夏彦のあの分厚い~~~~~~~~~~~~~「姑獲鳥の夏」「魍魎の函」「狂骨の夢」なんて、大大大好き!!!! な私なので、結局、書くとなると、ある意味、どうしてもそっちに近いものになってしまい、同性愛ものである要素はあっても「BLじゃないよ、これ」になるという・・・・・・・


才能がない。でも、書かずにはいられない。そして、ついでに言うなら、「どこかには、これ、読みたいって人、いるんじゃないかなあ・・・・出会えてないだけで・・・・それなりに本当は、そういう人たちいるんじゃないのかなあ」
って疑問と願い。

ジョルジュ・サンドが革命の嵐の中で、「あえて、牧歌的なものを書くことで人の良心や、良いものに気づかせる力が、その物語にはあると信じたい」と「愛の妖精」で語っているように。

サンドの「愛の妖精」は不朽の名作だと思いますが、発表当時の流行からは全然真逆だったみたいで、それでも、良いものは残った。

金子みすずの詩なんて、本人が自殺してしまった後、それもず~~~~っと後になって発掘されるように発表され、その後、ず~~~~~っと人に読み継がれている。

先日、ご逝去された「やなせたかし」さんなんて、59歳になるまでヒット作に恵まれず、90歳になって、自分が作詞したアンパンマンのマーチで多くの人が心を動かされ励まされたと聞いたとき、初めて「ああ、自分はやっぱり、表現したりするために、書いたり、描いたりするために生きてきたんだ」と思ったとおっしゃるのですから、「何が良い(本当の意味で、人々の心に残るもの)か」は、多分、本人にはなかなか分からないし、時代とのずれとか、いろいろあるから、『今の流行にのらないとダメ』だとは思わないのも、私の中にはあります。

まあ、源氏物語なんて、紫式部が書いた当初から人気爆発だったわけですから、書いた途端から人気! という人もいるのは確かでしょう(アガサ・クリスティなんかもそうかな)

その上、永遠に残り続ける作品を書けるという幸せな人々がいらっしゃるのも、これまた確か。

でも、「赤毛のアン」なんかは、ほぼ、ボツ寸前だったといいますし(・・・実際、最初書いた時は、どこの出版社にも見向きもされず、もう一度と持ち込んだ時も編集長はまったくつまらないからボツにするつもりだったのに、たまたまその原稿を遊びに来ていた『姪』の方が読まれて『おじさま! なんて素敵なのこれ! もちろん、今度本になさるのよね!!!』と言ったものだから、半信半疑で出版したら世界的ベストセラーにまでなった、てのは有名なエピソードですし・・・・)

とはいえ、そうした偶然に「拾ってもらえる幸せ」が私に来るのか?????????

と考えると、努力もなしに偶然の幸せだけ願うのもな~~~~~~~~
とも思うわけで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なので、ちょっと今検討中の企画があります・・・・・・・・・・

本来、これは『買ってくださった方』にあまりに申し訳ないので、私の中では禁じ手としていたのですが、でも、最近、Yahoo!の書籍コンテンツなどで「期間限定無料!」というものがあると、そういう宣伝の仕方もあるかなと、ちょっと考えなおしました。

あれも、買った人からすれば『俺は金出して買ったのに、なんだよ!!!』ってものでしょうが、でも、期間限定で、今後それで気に入ってくださった方に『ご購入』をしていただける『きっかけ』になるのなら・・・

実際、無料コンテンツ。
あれ、私はとっても勉強になりました。 

エロもBLもラノベも、「ちょっとお金を出してまで買う気には・・・・」と、ついつい(立ち読みも最近は本屋ではできないし、忙しいと図書館利用も難しいし)で、なかなか現物を見たり研究したりする機会がなかった本まで、かなりの量を「無料」で「見せていただいた」ので、本当に勉強になりました。

いかに、自分が「ラノベでもBLでもない」かということを突き付けられて、ちょっと奈落にもなりましたが
(あの世界の才能については、自分には本当に『ない』ということだけは、よく分かりました・・・・)


でも、それでも、アンパンマンが最初の頃、最初の頃は「グロテスク」とまで言われていたけど・・・という例もあるように、『今流行じゃないから』の一言で、自分の作品をどうこう考えるのも多分、ちょっと違う。

なら、とりあえず、私も自分の作品の一部(1冊分とか)を、いくつか「期間限定」で「無料」で読めるようにしてみようかな~~~?と。

やるなら、多分、このブログでやります。

本と違って横書きになってしまうし、紙媒体での読みやすさを追及している分、PCにすると読みにくいだろうなあとかは思うのですが、それでも誰かの目に触れる機会を自分で少しでも増やしてみようと。

ただ、そうすると丸々全部コピーされて、盗作される危険は当然あるんですが、盗作とか言う以前にそもそも誰かの目に触れてないんじゃ話にならないわけですから・・・・源氏物語だって、みんなが写本を作りまくったから千年も残ったわけですから、コピーを禁止したら残らないじゃないですか!

著作権放棄のつもりはないので、無断転載は禁止とはしますが、事実上誰かがコピーするリスクは覚悟の上で、そして、ご購入いただいた方には、本当に申し訳ないとの思いは絶対に忘れないで胸に刻みつけての前提で。

無料配信(期間限定)やってみようかと、今、考えてます。

果たして、どうなるかは神のみぞ知る・・・ですが。やらないままでは、チャンスも来ないでしょうし。


「良い製品なら売れると思っていた」という日本のモノ作り精神が、逆に「世界市場では、ガラパゴスと揶揄され売れなくなった」というアレは、他のすべてに通じるものがあるんじゃないかなと思うのですね。

もちろん、だからといって「良い製品に邁進することを日本がやめたら、それは日本じゃないだろう」とも私は思いますし、「そもそも、製品が良い悪いで売れるのではなく、宣伝の上手下手が勝負」とか言われると、もの作りの人にとっては、泣きたくなるだろうなあとも思います。

でも、良いものが「埋もれて消えたり、技術が継承されない方がもっと問題」と言われているように、「埋もれさせない努力」というものも必要なのではないかなあとも思うのですね。

特に、私のように「そこそこレベル」でしかない自覚がある者は、より一層


下手でも、流行でなくても、古くさくても、古めかしくてお固くて、ついでに、なんかテーマが真剣すぎて重くって、読むと泣けてくるからしんどくて・・・なんて、そんなのでも、「全員がいらない」とは思わないのです。思えないのです。

誰か、これを必要としている人が「どこか」にはいるはず。

だって、私が惚れた本はほとんどがそうなんです。
商業的に成功していなくとも、私が個人的に宝物にしている本はいくらでもあります。

どの本も、そんなに「売れた」ものではないです(ベストセラーのも含まれてはいますが、もちろん)。

でも、売れない本であったとしても、私にとっては宝物な本は本当にたくさんあります
(すでに、その作家さんが今どうしておられるのか、消息さえ分からないものばかりですが・・・)

なら、私の書いている作品だって、誰かにとっては宝物になりうるんじゃないかなあ?
とか思うわけです(いえ、実際そうおっしゃってくださるありがたい読者様もいらしてくださるから、そう思うのですが。そして、その読者様のことを考えると、今更無料公開とか配信とかって、なんか裏切るみたいで、本当に葛藤するんですが・・・・)


無料配信企画の目的は、もちろん、気に入ってくださった方が、一人でもご感想なり、あるいは通販申込みなどしてくださったらなあ・・・なんていう下心があるのは当然ですが、それ以上に「誰か必要としている人に出会いたい」のです。

その方法が分からなくて、分からなくて、それで、一つの試みとしてやってみようかなと。

にしても、どうやったらベストセラー作家になれるのでしょう?????????

古典的文豪の皆々様も、書いていた当初はそこまで売れるとも、残るとも思っていなかった方多数のようですから、これは書いている本人には永遠に分からないことなのかもしれません。

かと言って、「宣伝の力だけで一瞬だけ売れて、それっきり」というのは、元より求めていませんので(そんな本は、いらん。私は少なくとも、それだけの本なら宝物にしません。できません。たとえ、何万部のヒットした作品でもです)

いろいろあがいてみよう、と再度決意した今回のJ.GARDENでした。

いつも皆様、改めて本当にありがとうございます。

あ、ちなみにパロディはパロディで別の楽しさがあるので、これはこれでやりますよ(笑)

更新が、こんな事情で目いっぱい滞っていますが、オリジナルにはオリジナルの、パロディにはパロディのそれぞれ異なる楽しさがあるのが好きなのですvvvvv

パロディは、ある意味「読み手の楽しみの一環」と私は認識しています。

ある作品を読んで、そこからいろいろと考えた、読者としての「読後感」の一つの表現形態。

そして、その作品を読んで「ああああ! もしも、これがこうだったら!!!」とか、身もだえしたそれを描くのがパロディ(笑)だから、私のパロディへの思いは「作品への読書感想文の一つ」と位置付けています。

読書感想だから、当然それは「感想としての作品のオリジナリティがある」のは当たり前とも思ってます。

誰が、読書感想文を「二次創作」なんて言いますか??????? 言いませんよね?
パロディはパロディとしてのオリジナルなんです。少なくとも私はそう思っています。

ただ、パロディは原作あって初めて成り立つもの。そこが、純然たるオリジナル作品との違いかなと。

オリジナリティそのものは、パロディ作品にも当然あるんですけど、「何かを知って(あるいは読んで)いないと、分からない、楽しめない」というのが、パロディ作品の特質で、オリジナルの作品は「それ単体で完結している」というところが特徴かなと。

ま、オリジナルだって、基礎知識がいろいろあった方が楽しめる作品多数ですけど(笑)
銀河英雄伝説とか、12国記とかなんて、もろもろの世界史知識あった方が絶対に楽しめますし!三国志とか戦国ものなんかもそうですし、幕末ものなんかその典型ですし。

でも、そういう予備知識ゼロでも、勉強してなくても「楽しめる」のが「いわゆるラノベ(文字通り、ライト、軽い、小説形態の表現物。文字は少なく、可愛いイラストで補完して楽しむのが楽しみ方の鉄則」であり、BL(これも商業用は確実に可愛いイラストとセット売りが特徴。イラストなしのBLは多分ありえない)

ラノベやBLは、知識ゼロで楽しめるという作品形態なんだと思います。
読んで「へえ、そうだったんだ~~~」と知識を得ることはラノベやBLでもありますが、「いくばくかの前提知識教養がないと、完全には楽しめない」という小説ならではの「読者へ要求する負担」は「ゼロ」であるのが、ラノベとBL(ハーレクインもですね)の特質で、だからこそ、今流行しているんだなと。

ちなみに、ハーレクインは小説よりも、現在コミックス化しているものが個人的には好きです。
理由は単純
元が英文を翻訳している「翻訳文」が、どうもイマイチ私には合わない・・・というか、英文直訳っぽくて、逆にアレルギー的になんか「いらああ・・・・」っとしてしまうのは「日本語文体としての美しさ」というのが、私の「好み」のせいでしょう。

マンガになると、漫画家さんが実に巧妙に日本人好みの言い回しに変えてくれていたりするので、「コミックス化したハーレクイン」の方が好きです。まあ、絵があるから、余計に分かりやすい(それこそ読者負担が少ない)ってのもあるんでしょうが・・・(でも、ハーレクイン原作・・・・文体が・・・英文が単純すぎるからなあ・・・もとから・・・情緒が・・・・どうもないというか・・・・・・うーーん・・・ここは好みでしょうけど・・・・ハーレクイン原作好きな方すみませんっ!!! これは好みの問題ということで!!!)

ハリー・ポッターもなあ・・・・
よっぽど原作のペーパーバックの買おうかと悩んだぐらい(友人は、実際原文で読んで、そっちがいい! と薦めてくれてましたし)、あの「直訳翻訳」がダメで、読めなくて、更には映画の「ハリー・ポッターと賢者の石」を見たら、これがまあ・・・・恐ろしく合わなくて・・・・

なんかこう「ダメダメ少年だったと思われていたハリーは、実は、魔法世界ではトップエリートの血筋だったんです! そういうトップエリートの血筋の子はそれだけで特別なんです! エリート万歳! そして、実は君もそのエリートかもよ?」的な、実にイギリス人作家らしい『身分制は当然でしょ?』という匂いがアウトでした・・・。

選ばれし者は、すべてを許される。だって、そういう血筋だから! という血筋信仰って、嫌いなんですよ(…いや、高貴な血筋への憧れはありますが。そして、物語として『高貴な血筋ゆえに~~~』っていうのも大好物ですが!

でも、私の好きな高貴な血筋ってのは「ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige/高貴なる義務)」が付随するものなので・・・・・

映画のハリー君のように、「実は親が遺産をたくさん残していて、しかも自分は魔法については親譲りの才能もばっちりで! だからみんなに一目置かれ、尊敬され、頼りにされ、最後には悪を討つのも自分が正義だから! 育ててくれた叔父さんと叔母さんは、ぼくを粗略にした。最低! こんな素晴らしい僕を!」というような描かれ方には・・・・・・

引いちゃった・・・・・(そのまま、結局、未読に終わったハリー・ポッター。何度か読もうと努力した挙句に、読めなかったベストセラー本・・・・)

特に、個人的には「大嫌いな姉の遺児であるハリーを、いきなり魔法使い達から押し付けられて(しかも、育てるのを拒否したら、魔法使い達から何されるか分からないかの恐怖の下で!)、しぶしぶ育てていた叔母夫婦には同情ばかりが先に立ち、この叔母夫婦を『悪人』としか描いていない描写」は、それだけでアウトでした。

だって、叔母夫婦、裕福でもなんでもないのに。
いきなり他人のというか、最悪の仲だった姉の遺児を押し付けられて。
それ、可愛がって育てろって無理だと思うんですよ。

でも、一応ちゃんと育てて、学校にもやって(多少の冷遇は、この場合仕方ないでしょう。なんせ、状況が状況ですから、わが子と同等に可愛がれってのが無茶だと思います)

ともあれ、一応ちゃんと育てた。
なら、ハリーを育てるのに養育費もかかっただろうにと思うんですが(いくら、冷遇したって、かかるもんはかかる)
ハリーの親からも何ももらってないし、遺産を受け継いだハリーから育ててもらった分の恩返しもない。
(少なくとも、自分を養育するのにかかった必要経費ぐらいは、金持ちになったなら叔母夫婦に払ってやれよ、と思うんですが・・・叔母夫婦が嫌いでも、負担かけたのは確かなんですから)

ハリーは、どうもあの物語では「特別な子だから、何をしても許される」という、「ものすごく特権階級なら、なんでも許されるんです」という傲慢さが見え隠れするのが、好きになれないキャラでした。

つか、あの物語自体がそれでアウトでしたねえ・・・・面白い要素がいろいろあるのは分かっていても、どうも、ハリー君の「自分は選ばれた子だ」という傲慢さが「傲慢ではなく、当然だ」と製作者全員が信じてるっぽいのが。

基本、選ばれるってのはろくでもないはずなんですが、あの物語にはそれがない(一応、親がそれで死んだり、自分も戦いに巻き込まれたりってのはありますが、なんか軽い・・・・選ばれるということの深刻さを意図的に薄めているとしか思えない・・・・)

それがダメダメで・・・・あ、すごく話が脱線してしまいましたね(汗)ハリー・ポッター批判ではないので、すみませんっ! 単に、いかにベストセラーでも、合わないものは合わないということの説明に引用させてもらっただけなんですが、なんか、悪口になってる・・・・いかんいかん・・・・・・・(滝汗)

ただまあ、このように全世界で大ヒット! でも、「私にはダメ」なものがあるなら、「全世界でダメ」でも、「いや? 私にはいいよ? これ?」という、逆だってあるんじゃないかなあと。

で、その「逆」を愛する人に、私は私の作品を届けたいわけです。

どうすればいいのか、その方法すら分からぬままに。

あがいているのです。今日も、今も、これからも。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0