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やっぱり、シムーンが好きだから。 [シムーン]

最初の出会いは、ほとんど偶然だったこのアニメ
「深夜だし~~~百合エロ?? 男性向け??? まあ、なんか設定が面白そうだから、一度見てみようか」
とか、考えただけのが運命。

ノックアウトされました。まず『美しければそれでいい』という、あまりに潔いオープニング。
そして、浮遊するシムーン(この世界の小型飛行艇)の美しさ。

シムーンが「小鳥たち=少女」とすれば、その中央に浮かぶ白鳳は間違いなく「大人=親鳥」たる、アルクス・プリーマ。

この艦長とデュクス(シムーンを操縦する巫女たる少女たちの統括官)のツーショットがいきなりOPでっていうのも、ほとんど反則技です(笑)男二人なのに、なんであんな綺麗なんだ~~~!!!

そして、アップで「黒髪に赤紫の瞳」で表情を微妙に変化させるドミヌーラお姉さま。

もちろん、ヒロインのネヴィリルの「未来と指切りするのをやめたのは、痛みから遠く逃れようとしても…」という歌詞にぴったりの、不可思議な色彩の大きな瞳と流れる髪にもやられたのも事実ですが。

で・・・・ネットとは便利なもので、今も、ちゃんとOPとEDをアップしてくださる方がいらっしゃるもので、つい。







この際、著作権違反とかセコイことは、関係者の方でも言わないで下さい。
論より証拠で、この美しいOPで、この作品を知って欲しいファン心だけなのですから。

ちなみに、DVDでレンタル、購入、あとYAHOOだったかな?では有料ですがネット配信もしてるはず。
あの美しい世界を見ないでは、あまりにも人生の損失です。

というわけで、どぞ!

・・・・・本当に、不思議な世界なんですよ。
みんな「女」として生まれてくる惑星という設定からして不思議ですが、祈るはずの巫女が戦わなければならない矛盾とか、それなのに、精一杯の姿が痛々しいほどに愛しいとか、切ないとか、色々なものが詰め込まれていて!

「敗戦国にしか作ることのできなかったアニメだろう」というコメントを、お見かけしたことがありますが、その通りだろうと思います。

公式のHPでのスタッフさんも「ある意味、女版での白虎隊を描きたかった」というその世界。

でも、やっぱり何よりも問答無用なのは、この美しさだと思います。

白い可憐なシムーンと、鮮やかなアルクスプリーマ。

少女たるシムーン・シヴュラたちと、彼女達を守るべき立場でありながら戦いに向かわせなければならない立場である「大人の男性」たるアヌビトゥフ艦長と、デュクスたるグラギエフ。

今でも、大好きです。深く心に残るアニメです。

今からでも、一人でもこのアニメに出会ってくださることを祈らずにはいられません。
もったいないですから!!! 本当に!

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